ヤマノケンヤマノケン

仮想通貨を預けて利息を得る事で人気を得ているDeFiの一つであるAAVEで稼ぐ方法を初心者向けに解説します。

  • Aaveとは?
  • そもそもDeFiとは?
  • 始め方・使い方・やり方
  • 具体的にどんな使い方をすると稼げるのか

をお教えします。 私も今日初めて触りながら記事を書くので初心者目線で説明出来るでしょう。

Aaveとは

AAVEとは

「AAVE」は、AaveというDeFiの独自通貨です。 (同じ英単語なのでこれからは大文字と小文字で分ける事にします。)  ちなみに、(意味が分からない人はスルーして良いですが)Ethreumメインネット上でのサービスです。

DeFiとは、仮想通貨の世界における銀行です。 仮想通貨の世界は誰もが平等でサービスをみんなで共有して作り上げるものという概念があり、それが「分散型」とよく耳にする単語です。 DeFiは「分散型金融」と略すことが出来ます。

DeFiではどんな事が出来るのか?というと、

  • 通貨の両替え(イーサリアムを別のコインに両替)
  • 通貨を貸りる(利息を払う)
  • 通貨を預金して利息を得る

等が主な働きで、まさに銀行と同じです。

銀行では銀行がお金を用意して貸し出したり両替したりという事をしますが(中央集権型)、分散型は「皆で作りあげるサービス」なのでお金をみんなが預けないとサービスが成り立ちません。

そこで、このブログの一番の目的である「稼ぐ」というキーワードが出てきます。

お金を預ける事で、利息を得て稼ぐ事が出来るのです。

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ウォレットにETHなどのコインを入れておいたとしても、価値は上がってもコインの枚数は増えません。
どうせ眠らせておくなら預けて増やそうと思うのは誰でも考えて行きつくところです。

Aaveを見てみましょう

DeFi
こちらが実際の画面です。 非常に簡単で、例えば、

  • USDTを預けるとAPY(年利)17.38%の利息を得られる
  • USDTを借りるとAPY(年利)32.48%の利息を払わなくてはならない

等と分かりやすく記載されています。

借り入れは何の意味があるのか

借り入れの理由

DeFiを触って最初のうちに疑問に思うのが「借り入れって何の意味があるのか?」という事なので解決しておきましょう。

現実世界では現金以外の担保や信用(保証人含む)の代わりにお金を借りますが、仮想通貨の世界ではコインを担保にコインを借りるというシステムになっているので、最初は「???」となります。

何の意味があるのか?というと、ここで上の画面をご覧ください。 こちらはCompoundという別のDeFiサービスの画面です。

CompoundではUSDTを12.76%の金利で貸してくれるとあります。 Aaveに預けると、17.38%の金利がつくので金利差を利用して稼ぐ事が出来るというわけです。 面倒くさそうなので手をつけていませんが、貸し出しする需要があるという事をお伝えしたかったのです。

Aaveの始め方

Aaveの始め方は簡単です。 メインページ>アプリに進む>ウォレットで接続

メタマスク(MetaMask)等のウォレットを既にお使いの方は、接続するだけですぐに始めることが出来ます。

MetaMask(メタマスク)とは?使い方とその意味をフカボリ!

メタマスク?ウォレット?という方は真っ先に「メタマスク」の記事をお読みください。

預金

預入をクリックすると、メタマスク等のウォレットに入っている残高が表示されます。

メニュー>預入>通貨をクリック>金額を入力>メタマスクでガス代確認して同意

にて、Aaveにまず資金を預ける事から開始します。

※実際に預け入れをしようと思ったら、ガス代が0.028792ETH(約5000円)で高いな・・と思い一旦別の時間でも様子を見る事にしました。

ステーキングが一番稼げる

Aaveのステーキング

メニュー>ステーク

を選択すると、AAVEと、AAVE/ETHの通貨ペア=BPTをステーク(賭け)することが出来るとの事。

AAVEのステークはAPY5%程でしたが、AAVEとETHを同時に預けると160%というAPYが表示されました。

AAVEの価格がどんどん跳ね上がっていたのはこの機能があるからなのだと納得しました。 BSCネットワーク上のDeFiでやっている事と似ています。

ETHもAAVEも数か月後に無価値になるようなものでもないと判断して、早速ガス代が比較的安い時をみて試してみたいと思います。

Aaveのその他の要素をざっくりまとめ

これを読んでいる方が興味ありそうな項目だけを解説したので、Aaveの説明としては足りない面もあるのでざっくり説明しておきます。

  1. AAVE V1とV2・・2020年12月にV2が出来ました。新しいバージョンです。 とりあえずV2を使っておけば良いのかなと思います。
  2. SWAP・・両替が出来ます。
  3. ガバナンス・・DeFi=分散型金融=みんなの銀行なので、議会で投票が行われている場です
  4. アフィリエイト等の紹介制度はありません。本人確認などもありません。

この程度のシンプルな仕組みなので、非常に理解しやすく透明度の高いサービスです。 ちなみにシンボルとなっているお化けはこの「透明度」から来ています。

うさん臭くないならAAVEとETHのペアを預けて高金利ゲットだ!と飛びつく人も多いのではないでしょうか?