ヤマノケンヤマノケン

2020年の年末からビットコインの価格が急上昇して仮想通貨界隈はまた盛り上がっています。

これほどビットコインをはじめとする仮想通貨の価格が上昇している大きな理由として「コロナ禍における金融緩和」が挙げられます。

FXを経験されていたり投資に関心のある方ならすぐに理解出来る簡単な話なので世間では当たり前のように語られていますが、これってひょっとして初心者の方だと分からないかも?と思い記事にしてみました。

今年、ビットコインが高騰した直接的な原因が分かります。

コロナ禍における金融緩和とは

金融緩和とは国の政策の一つです。
景気が良い状態
景気が良いという事は、

お給料が良い→物を沢山買う→企業が儲かる=勤め先が儲かる→お給料が良い

という風に、お金が人から人へ回っている状態を指します。 ※税収として政府の元にもお金が入り高速道路等のインフラ設備も整います。

しかし、コロナ禍により世界中でお金の回りが悪くなりました。

例えば、直接的に苦しいのは飲食店である事は分かると思いますが、飲食店で働いていた人がおもちゃを買えず、おもちゃ会社の売り上げも下がるという風に、放っておけば徐々に負の連鎖が起きてコロナに直接関係が無かった人にも売り上げの減少はいつか訪れます。

そこで国は「お金を市場に流す」→「国民がお金を使う」→「景気回復」と考えるのです。

金融緩和策とは

金融緩和

金融緩和策とは、市場にお金を流通させる政策です。

大きく2パターンあります。

  1. 質的金融緩和(金利を下げて企業にお金を貸しやすくする)
  2. 量的金融緩和(国債や株を直接日銀が買い上げる)

特に金利を下げる方が金融緩和として説明されますのでもっと詳しく説明すると、銀行が企業に沢山お金を貸す時の利子が安くなるような政策です(安いどころか0金利までいきました) 「半沢直樹」や「下町ロケット」を観た事がある方なら銀行がどんどんお金を貸したがっている状態と考えるとイメージしやすいでしょう。

量的金融緩和は直接的に企業にお金をバラ撒くようなものです。

お金を市場に投入する方法は沢山あり、「お金を刷って国民一人一人に1,000万配ればいいじゃん」という意見も見かけます。 しかし、使い道が不透明でタンス貯金されたり、万が一外貨に両替されようものなら全てが水の泡になるので最良とは言えません。

お金を貸すだけならお金が戻ってくるという約束があるので最善と言えるでしょう。

日本は金融緩和をやり尽くした頃でした

アメリカはリーマンショック後に金融緩和策を投じて景気がV字回復して最近は逆に金利を引き締める「利上げ」という政策を行っているところでした。 日本もアメリカの真似をして大規模な金融緩和を行いました。これがアベノミクスの代表作です。

一時的にドル円が120円まで上がったのはこのせいで「黒田バズーカ」などと言われていますが、その後じりじりと下落し、企業にお金はあるはずなのに一般層まで回ってこないぞ?という状況が長く続きました。

黒田バズーカ2も不発で麻生大臣が「なんで金使わねんだよ!」とキレてましたが気持ちは分かります。

日本の金融緩和はマイナス金利(逆に銀行は貸さなきゃ損)まで進めていたので限界がきていましたが、先ほど述べたとおりアメリカは逆に「利上げ」政策の段階に入っていたので金融緩和に余裕があるはずです。

何故ビットコインが上昇するのか

では市場にお金が投入されると、何故ビットコインが上昇するのでしょうか?
お金の価値が下がる
それは、お金の価値が下がるからです。

例えば左の男性はおよそ3万円を二つ折りにしてお札をハンカチ替わりにしていますし、右の男性はローソクがわりに紙幣を燃やしています。 このイラストは真面目にいらすと屋さんが用意していたものです。 下手するとそのくらいお金の価値が下がってしまうという事なのです。 ★インフレといいます。

金融緩和によって市場にお金が増えれば物の価値が上がります。 例えばオークションサイトである物を出品した時、お金が市場に溢れていれば価格が吊り上がるのは想像できると思います。

つまり、アメリカの中央銀行であるFRBのイエレン議長が「金融緩和をする」と発言すれば「ドルの価値が今後下がります」と宣言をするようなものなのです。

もし貴方が資産家で10,000万ドルを持っていたとしたらどう考えるでしょう? このまま1,000万ドルを持っていたらどんどん価値が下がってしまうとニュースでやっているのです。

今までは海外の投資家なら、「円等の外貨に換える」「ゴールドに換える」というのが常套手段でした。なるべく価値の変わらないもの・何なら上がるものに換えておこうと考えます。 前澤社長が「バスキアの絵」や「ストラトバリウスのバイオリン」等を高値で購入するのも同じ考えが根底にあります。(さらに話題になり広告効果もあってウハウハです)

ビットコイン

そして、ゴールドに替わる「物」として絶対的信頼を得る事が出来たのがビットコインなのです。

性質として、

  • 代替えが出来ない「もの」である
  • 発行数に限りがある
  • ブロックチェーンという技術に未来がある

という3つの特性が投資先としても理にかなっています。

インフレヘッジでビットコインが買われたと良く言われますが、ヘッジ=回避という意味です。

なのでビットコインが買われて上昇しているのです。

まとめ

  1. コロナ禍で景気が悪化
  2. いろんな国が景気回復のためにお金を市場に流す
  3. いろんな国の法定通貨(ドルや円の事)の価値が下がるのは一目瞭然
  4. 例えば「ドルが下がり、物の価値が上がる」未来が見えている。
  5. 今すぐにドルを売って物を買わなきゃ。
  6. ゴールドもいいけど、これからはビットコインの時代だ。
  7. 「俺も買う」「私も買う」「おいらも買う」「俺も」「俺も」

という流れでビットコイン等の仮想通貨が急上昇したわけです。

普段我々が見ているチャートは、BTC/USDやBTC/JPY、ビットコインが上がった下がったはドルや円に対してです。

仮想通貨はビットコインだけではなくビットコインを買った人がイーサリアムに換えておく等の流れも見られて単純ではありませんが、法定通貨の価値が下がってビットコインに流れたという動きの理解が深まればという記事でした。

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