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DeFiとは分散型金融の事です」と言われても何の事か分からない方に、当サイトではブロックチェーン上に作られた「(管理者のいない)銀行」とか「ATM」のような物という風に解説してきました。

そんな中、これぞDeFiというCompoundというプラットフォームがシンプルで分かりやすかったのでご紹介します。リスクの少ない堅実な投資が行えます。

Compoundとは

Compound
Compoundはイーサリアム系の仮想通貨(ERC20トークンといいます)を貸したり借りたりする事の出来るプラットフォームです。

これぞ正に銀行の働きです。 これぞDeFiです。

DeFiは分散型金融と説明されています。

分散型=中央管理者がいないという意味で、例えるなら皆で銀行を運営するようなイメージです。

銀行には沢山のお金が無いと運営出来ません。 ユーザーは仮想通貨(ETHやDai、USDT等)をCompoundに預け入れる事で利息が発生し、利益になります。

上の画面はトップページですが左が「預け入れ(Supply)」右が「借り入れ(Borrow)」となっておりそれぞれの金利が表示されています。

Supply Markets(供給する・預け入れる)

Supply=供給

Surpplyは供給するという意味です。 誰の物でもない「Compound」が銀行として機能する為に通貨を供給して助ける事でお返し(利益)を少しずつ得る事が出来ます。

APYは年利の事で、SurpplyのAPYは預け入れた時の年利を表しています。

例えば単純にETHの価格が将来上がると見込んで国内の取引所でETHを長期保有している人もいるでしょう。 そんな人はウォレット(財布)で保管しておくのではなくDeFi(銀行)に預けておいた方が利子がついてお得というわけです。昭和の銀行はそんな感じでした。(定期預金で一定の期間ロックする事で高い金利を得られました)

Compoundはこうしてみると他のDeFiと比較してかなり年利は低いです。 例えばマンションを普通の投資で年利10%行けば万々歳と言われています。 その分、堅実でリスクが少ないという風に考えると良いでしょう。

この中で注目は、Daiというコインです。 Daiはドルと価格が紐づいたコイン(ステーブルコイン)なので、イーサリアムなどと比較すれば1年2年と経過してもさほど価格が変わらないものです。

ですので、例えば銀行に1,000万円貯金があるという方が円をDaiに換えてCompoundに預けておけば年利2.82%なので何もしなくても28万2千円の利益=稼ぎになるという事なのです。

Uniswapは価格変動が怖いですし、その他はイーサリアムでさえも年利が低すぎるので預けるメリットがあまりなく、多少リスクを取ってでも年利の高いDeFiに預けたいという方が多いでしょうからこの年利だとなかなか利用しようという方は少ないと思いますが(これが日本のサービスなら良いのですが)、正に銀行の機能をはたしてユーザーが稼ぐ事が出来るという点では注目です。

Surpply(預け入れ・供給)のやり方

MetaMask(メタマスク)とは?使い方とその意味をフカボリ!

Surpplyに限らずDeFiのプラットフォームにコインを預けて利息で稼ごうという方は、ブラウザ型ウォレットが必須です。 中でもMetaMask(メタマスク)が定番なのでまずご用意しましょう。

そして、預け入れるコイン(金利が高く、価格変動の少ないステーブルコイン)をUniswap等の交換所で用意します。(compoundで両替も出来るかなと思いましたがすぐに見当たらず)

Uniswap(ユニスワップ・分散型取引所)で稼ぐ方法を初心者向けに教えます

試しにDaiを0.5ETH分交換しました。 試してみましょう。

※最初の写真の画面じゃなくなってしまった方は、APP(アプリ)というリンクを探しましょう。

アプリの画面>Surpply>希望のコインをクリックするとMetaMask(メタマスク)に繋がりDAIをいくら預けるか入力してSUPPLYボタンを押すだけです。一番下にウォレットにあるDAIの残高が表示されているので分かりやすいです。

画像を見ると、Surpplyというタブの右にWITHDRAWという文字があります。 これは引き出しという意味なので預けたDAIをウォレットに戻す場合はこちらのタブで操作をしましょう。

Borrow Markets(借り入れ)

Borrow(借り入れ)

Borrowは借り入れです。

銀行から借り入れると考えると、例えば下町の工場が新製品の開発をする為に融資を受けるドラマ半沢直樹のような話が思い浮かびますが、レイクのような「今月ピンチ」の時の借り入れを想像する方も多いのではないでしょうか?

特にレイク系のCMは昔から(武富士等)散々テレビで流れているので需要があり、貸す側が儲かるのは確かです。

借り入れ

少し触ってみた所、そのどちらにも該当しませんでした。

最初の段階では借入限度額が0で借りる事が出来ませんでした。

調べた所、SUPPLYで預け入れたコインをCollateral(コラテラル)=担保として使用する事で借り入れをする事が出来るようでした。

コンパウンド

例えば私は先ほどDAIコインを180ドル分(180DAI)預け入れました。

すると、別のコイン(例:USDC(USD Coin))を108.9ドル分借り入れする事が出来るようになりました。(預け入れ担保は貸出しの150%) 同じDAIの借り入れも出来ますがそれは全く意味がありません。

一見何の意味もなさそうですが、DeFiによって金利が異なる為Compoundでの借り入れの利率よりも他所への貸し出しの利率が良い場合は、Compoundで借りて別で貸し出すという錬金術が考えられます。

Borrow(借り入れ)をする意味をフカボリ

MakerDAOについても同時に調べていて疑問に思った事があります。

例えばETHを担保にしてDAIを発行する。 その際に利子を払わなくてはならないがその利子よりも高い利子がつく他所にDAIを貸し出すことで利益を得るというのは理解できます。

例)担保は150%が相場ですので、300ETHなら200ETH相当のDAIを2%の利子を払って借り入れる。 そして3%の利子が付く別の機関に貸し出せば1%お得である。

しかしUniswapで300ETHを300ETH相当のDAIに換金する事が出来るので、300ETH相当のDAIを高い利子が付く他所にすべて預けた方がお得です。

何の意味があるのか?という点が疑問でした。

ただ、こう考えると納得はいきます。 「ビットコインやイーサリアム等の仮想通貨が将来もっと上がるらしい」と仮想通貨に興味を持ってbitFlyer等でイーサリアムを300万円分長期保持しているという方もいます。 実際私もよく考えたら国内取引所で保有しっぱなしのイーサリアムがあります。

イーサリアムは現在1ETH=30,000円~40,000円の間を行ったり来たりしていますが、将来5万円、6万円と上がっていくと見込んでいる人の場合は、この保有しているイーサをすべてをDAIに換えてしまうという事は単に円をドルに換えるだけなのでこのまま保持していたいのです。

どうせETHを長期保有(ガチホと呼ばれています)しているのであれば、お金がお金を生む仕組みで運用した方がお得だという時にDeFiの貸し出しが機能するのです。 そういう意味で、CompoundにETHを預けても年利が0.18%しか得られない点は納得がいきます。

Compoundまとめ

借り入れに関しては謎が残りますが、預入で年利が確実についてくるという点は注目です。 日本の銀行に預けておいても利子が殆どつきませんのでどうせならという目的でDeFiとは?に興味を持った方は仕組みを理解するのに役立ったのではないでしょうか

リスクを取る事でもっと年利の高いDeFiのプラットフォームも沢山あるので他の記事も是非ご覧ください。