dice2winとは
dice2winは、「コインの裏表を当てるだけ」「サイコロの目を当てるだけ」というようなシンプルなブロックチェーンゲームです。 バスタビット(bustabit)などにも通ずるものはあり、ブロックチェーンゲームのジャンルで言えばカジノ・ギャンブルゲームに該当します。
仮想通貨の一つであるイーサリアムのブロックチェーン上で作られたゲームで、コインはイーサリアムを使用します。
ゲームは4種類あるのでまずはゲームの解説をします。
Coin flip
CoinFlip(コインフリップ)はコインの表か裏かを当てるゲームです。 50%の確率で、当たれば1.98倍という数値が記載されています。 最低が0.5ETH(2020年8月現在のレートだと約2万円)で最大で今だと51.2ETH(サイトの資産による)と出ました。
(ブロックチェーンゲームは皆で監視されているので不正が出来ないという信頼がウリの一つですが1千万円以上の勝負を受けて立つというのでしょうか?)
やり方はベット額を入力してボタンを押すだけです。 正に、当たるも八卦当たらぬも八卦です。
Roll a Dice
Roll a Dice(ダイス)は、サイコロを転がして出る目を当てるゲームです。 日本の丁半博打と違い、1個~5個まで選択する事が出来ます。
確率 | 倍率 | |
---|---|---|
1個 | 16.67% | 5.93倍 |
2個 | 33.3% | 2.96倍 |
3個 | 50% | 1.98倍 |
4個 | 66.67% | 1.48倍 |
5個 | 83.33% | 1.19倍 |
サイコロを1個~5個選択した時の、倍率と確率です。
例えば1~5まで選択すれば「6が出なければ勝ち」です。 イメージが沸きやすいのではないでしょうか。
最低ベット額が0.5ETHというのは高額ですが、サイコロ5個に賭ければ確率は83.33%とかなり上がり、当たれば約4,000円程の利益が出ると考えると興味深いと思いませんか? 実際に2018年頃~既に人気があったようですが未だにユーザーが多く賑わっています。
TWO DICE
TWO DICEは、先ほどの「ダイス」のサイコロが二個になっただけです。2~12までの数字のうち、10個まで選択をする事が出来ます。
選択した出目の確率によってペイアウト倍率が変わるのは同じです。
サイコロを2個振った時の合計の数字は、7が出る確率と2が出る確率は違うというのはご存知でしょうか? 2個同時に振っても1個ずつ振っても確率は同じですから、1個目、2個目を順番に振ったと考えると理解しやすいです。
例えば、合計2を出す為には、1投目のサイコロが1で無くてはなりません。 しかし、合計が7になる為には1投目が1~6のどれが出ても2投目次第で7になるチャンスがあるのです。 つまり、合計が7になる確率は2投目で決まるので1/6です。それに比べて合計が2になる確率は、1/6×1/6=1/36となるのです。
- 2・・(1.1)1/36
- 3・・(1.2)(2.1)1/18
- 4・・(1.3)(2.2)(3.1)1/12
- 5・・(1.4)(2.3)(3.2)(4.1)1/9
- 6・・(1.5)(2.4)(3.3)(4.2)(5.1)1/7.2
- 7・・(1.6)(2.5)(3.4)(4.3)(5.2)(6.1) 1/6
- 8・・(2.6)(3.5)(4.4)(5.3)(6.2)1/7.2
- 9・・(3.6)(4.5)(5.4)(6.3)1/9
- 10・・(4.6)(5.5)(6.4)1/12
- 11・・(5.6)(6.5)1/18
- 12・・(6.6)1/36
ダイスを複数選択できるので、例えば2と12以外なら94.44%です。 これなら0.5ETHを賭けやすいです。
Etheroll
そして、Etheroll(イーサロール)は1%~97%の中から当たる確率を自分で指定して、確率に応じた倍率がペイされるというゲームです。
どんな演出になるのか分からなかったので、95%で賭けた所、結果が78だったのでWINという事でした。
出る数字が、95以内という意味のようです。 例えば98が出たら負けていたという事です。
以上の4種のゲームが24時間動き続けているブロックチェーンゲームです。
Jackpotについて
シンプルながら気になるのがJackpotだと思います。 Jackpotはゲームに参加すると0.1%の確率で当たるというものです。
Jackpotのお金はユーザーのゲーム参加費から少しずつ貯まっていきます。 胴元の取り分とjackpotへの貯金分があるので、1/2の確率の時のペイアウト倍率が1.98倍というわけです。
フカボリすると、例えば95%の確率で当たるゲームで最低ベット額で参加しても、1%の確率でしか当たらないゲームに最高ベット額で参加してもJackpotが当たる確率は一律で0.1%です。
という事は、負ける確率が低く、かつベット額も低く賭け続ける方が俄然有利というわけです。 今見ると0.27ETHという少額なのであまり旨味はありませんが、これが1ETH、10ETHとなってくるとEtherollで97%賭けを繰り返そうという攻略法になってきます。
dice2winのはじめ方
dice2winは、昔ながらの海外イーサリアムゲームの風習のまま、MetaMask(メタマスク)やDapperといったブラウザ型ウォレットが必要です。
一度持っておくと非常に便利です。
MetaMask(メタマスク)を所持してイーサリアムの残高があれば、登録などをする必要が全くありません。
MetaMask(メタマスク)の機能拡張が有効になっているブラウザでアクセスすればゲーム開始です。
ベットの流れ
PlaceBetを押すと、
MetaMask(メタマスク)が立ち上がり、0.5ETHの支払い確認があります。 確認ボタンを押すとゲームの結果が表示されるという流れです。
勝つと、ウォレット(財布)であるMetaMask(メタマスク)の残高がしっかり増えます。
フカボリ的には、GAS FEE(ガス代=手数料)がかかるのでそこは頭に入れておいた方が良いです。 ちなみにガス代は0.5ETHを賭けても1ETHを賭けても同じでした。
まとめ
dice2winは主にサイコロを使ったシンプルなカジノ型ブロックチェーンゲームです。 イーサリアムを使用します。 昔ながらのブロックチェーンゲームの為、MetaMask(メタマスク)等のブラウザ型ウォレットが事前に必要です。
完全に50%の確率のコインの裏表を当てるゲームもありますが、2つのサイコロの合計を、2~12から選択するゲームがオススメです。7が一番出やすく、複数の数字を選択して確率を上げる事が出来ます。