ヤマノケンヤマノケン
駅メモ!OurRails(アワメモ)というブロックチェーンゲームを研究してみました。 駅のオーナーになれば稼げるかもしれない?

駅メモ!Our Railsとは

駅メモ体験中

駅メモ!Our Railsは、

  1. スマホの位置情報により、実際にその駅に行くと”チェックイン”が出来て記録が残る、駅コレクション要素
  2. “でんこ”という萌えキャラクターを育てて戦わせるRPG要素・でんこのコレクション要素
  3. 駅のオーナー(ステーションオーナー)になり、ゲームを盛り上げる立場になってユーザー課金から利益を得る、ブロックチェーンゲームならではの投資的要素
  4. ユーザー自ら駅を盛り上げることができる「フェア機能」で推しの駅を応援

という、4つの要素から成り立つスマホゲームです。

公式は、ユーザー共同運営型位置ゲームと謡っています。

流行るかどうかは分からないけれど、ブロックチェーンゲーム投資の基本である、「リリースと同時に投資をして人気が出たら儲かる」の法則でいえば、まだリリース前でかつちゃんとお金をかけて作ってある(運営が気合入っている)事からスルー出来ません。

駅を早い段階で買っておく事で後に利益につながるかもしれません。 これは注目するしかないでしょう。

ブロックチェーンゲーム版じゃない方はすでにリリースしていましたが、ブロックチェーンゲーム版である「Our Rails」が2020年8月3日にオープンしました。

駅メモ! Our Rails公式ゲームはコチラ

駅メモ!Our Railsの遊び方

駅メモ!

遊び方を説明します。

  1. 右下の「check in」ボタンを押すと実際に自分がいる場所の最寄り駅へチェックインが出来る。 基本的にはこれだけのゲームです。実は簡単でシンプルです。
  2. 「check in」をするとキャラクターの経験値がアップします。 こうしてキャラクターを育てていく要素があります。(同じ駅には4分後にチェックイン出来る)
  3. 「check in」は複数の駅で出来るので、電車に乗りながらだと駅に着くたびにチェックインボタンを押す事で「check in」が可能です。旅行をすると珍しい駅にチェックインが出来るので楽しい! (チェックインの記録は残るのでコレクション要素も)
  4. 課金アイテムで、今いる場所”周辺”の駅にも「check in」が出来るアイテムがあります。 例えば新幹線に乗って旅行に出かけた際に、大きな駅でそのアイテムを使えばローカルな駅にもcheck in が可能というわけです。 せっかく来たのだから・・と課金する要素があります。
  5. 「check in」をするのは「でんこ」と呼ばれる女の子キャラクターで、種類があります。ガチャでは「でんこ」を主に引く事が出来ます。 最初は3人のでんこをセットしておき、(2)のNEXTを押すと別の子に切り替わります。 「check in」をして育てる子を切り替えるイメージです。

以上が、基本的な遊び方です。

要するに、色んな駅にいって「check in」して駅をコレクションして、でんこを育てよう!集めよう!という分かってしまえばシンプルなゲームです。

それらを助ける課金要素が沢山あるよというだけです。

フェアを完全網羅せよ

駅メモ!フェア

さて、肝心の「フェア」についてです。 ブロックチェーンゲーム版と通常版の違いはこのフェアがあるか否かなのでとても大事なポイントです。

フェアは正直、とても理解するのが素人には難しいシステムですがなんとなくわかってきたのでフカボリしてみたいと思います。

  • 駅のオーナーになるという投資要素(※未実装)=ブロックチェーンゲームの要素
  • ユーザーは課金をして好きな駅でフェアを開催する事が出来る。 フェアマスターといいます。(その課金の一部が駅のオーナーに入る)
  • ユーザーは近くの駅のフェアを選び、「check in」するとアイテムを得られる(抽選)

フェアについて、ユーザー目線で逆に解説していきます。

フェアに参加するユーザー目線

左下メニュー>真ん中のボタン>右下に出るフェア

で、フェアの画面になります。

フェアの内容は、「駅名」「プレミアムチケットが抽選で1名」「期間」といった要素です。

>参加するフェアを探す で、近くの駅でのフェアを探して参加して、「check in」するとエントリーが完了。 抽選でアイテムがもらえるというメリットしかありません。

フェアマスター目線

駅を盛り上げるフェア

さて、重要なのはフェアを開催するユーザー目線です。 開催者は月額500円くらいを支払ってフェアを開催します。ちなみに課金はクレジットや携帯キャリアの自動引き落としです。 PRIME会員のようなイメージです。

課金してフェアを開催するメリットは、

  1. フェアを開催する時に、「でんこ」を1体派遣できて、経験値を得る事が出来る(結構少ない)
  2. フェアによって「にぎわい報酬」(アイテム)が得られる(結構シブい)

という2点です。

フェアの報酬一覧

フェアマスターが得られる「にぎわいポイント」の報酬は現状このようになっています。 私は田園都市線の溝の口駅にてフェアを3回開催して345ptを得ています。

駅によるのかもしれませんが、1か月でラッピングガチャチケっとが1枚ゲット出来れば万々歳くらいかと思われます。

駅メモ!Our Railsをフカボリ!

駅メモ!フェア

駅メモ!Our Railsの一番重要な肝は、フェアです。 フェアの仕組みが成功すれば、駅のオーナーが儲かるという仕組みなのでフェアマスターが課金してフェアを開催してくれないとこのゲームは終わります。

もう一度、フェアマスターのメリットをおさらいしてみましょう。

  1. フェアを開催する時に、「でんこ」を1体派遣できて、経験値を得る事が出来る(結構少ない)
  2. フェアによって「にぎわい報酬」(アイテム)が得られる(結構シブい)

今の所、どちらもフェアを開催するメリットが薄いです。 これじゃとても月額550円支払ってフェアを開催しようという気にはなりません。

ゲーム人口が増えればどちらも多くなるとは思うので、卵が先か鶏が先かのような話ですがどうなるのでしょうか。 月額自動課金はオイシイのでここを何とか強化すれば投資の未来が開けます。

今の所、経験値もアイテムも通常プレイで獲得出来る・必要な物を直接買う事が出来るものという点が致命的です。 PRIMEじゃないと手に入らないでんこがあるとか、フェアマスターはレーダーが使い放題等のメリットが必要だと体感的には思いました。 (レーダーは実際にプレイするとcheck inの範囲が広がる大変便利なアイテムです。)

今月は無料期間という事でフェアを10日間程開催してみましたが、この分だとほんの少しの経験値と、プレミアムガチャチケット1枚程度で終わってしまうかもしれません。

また、別でブロックチェーンゲームじゃない方のアプリが同時進行でリリースされている事も危険です。 ゲームに必要な課金要素は従来のゲーム通りクレジット決済するものなので、割とこれで成り立つ事は出来そうです。

そうなると、「ブロックチェーンゲームの方は別にいいや」とフェアを盛り上げる努力を相当しないといけないのに力を注いでもらえないのではないかという懸念があります。

投資の基本は人気のない時に買って人気が出たら利益になるというものなので、駅のオーナー制度が始まった時に投資すべきかどうかこれは迷う所です。 月額はオイシイですが、果たしてフェアをやってくれるのかどうか?