LINEのデジタルトレカの販売アプリ「VVID」についてフカボリ!
VVID(ビビッド)とは
VVID(ビビッド)はLINEが提供する、デジタルトレカの販売・コレクション保管アプリです。
デジタルトレカとは、トレーディングカードのデジタル版という意味で、トレーディングカードはゲームに用いられたり、単純にコレクションする事を楽しむカードの総称です。

LINEは、つい先日LINE Blockchain Developersというブロックチェーンのサービスを展開する事が出来るプラットフォームを公開したばかりでした。(例えば、今世に出ているブロックチェーンゲームの多くはイーサリアム上で作られています。同じような事をしたいのだと思います。)
このタイミングで、デジタル資産の管理に適したブロックチェーンならではのアプリをリリースしたので、てっきり先日紹介したAnique(アニーク)のようなものかと思いましたが、後でインタビューや紹介記事等、どこを探してもブロックチェーンのブの字も見当たりませんでした。
つまり、重要なのはVVIDのカードはNFTではないという事です。 しかしながら、LINE Blockchain Developers上で作られていてLINEが作った暗号資産「LINK」との連動も今後あり得るかもしれません。
ついでに、ビックリマンの現役コレクターの私がコレクター目線でVVIDをフカボリしていきたいと思います。
VVID(ビビッド)の仕組み
VVID(ビビッド)の仕組みは、
- 専用のコインを購入(クレジットという名称)
- 好きなシリーズのカードを購入(カードはランダムで出にくいカードもある)
- アプリ内でコレクションを管理。所持カード一覧が自動でファイリングされて綺麗に並びます。
- カードはアプリ内で販売が出来る。(トレードは出来ない)
- コイン(クレジット)は換金が出来ない
という内容になっています。
何が出るか分からない、ガチャ仕様が射幸心を煽られて楽しい
VVIDのカードは、ランダムで排出されます。
シリーズによって違いますが、例えば画像の「アイドルタイムプリパラ」のカードは3カードで180クレジット(=約270円)という3枚セットでの販売でした。ビックリマンは5枚で150クレジット(約225円)なので1枚当たりの価格もそれぞれです。
何が出るか分からない、そしてシリーズによっては排出率の低いレアなカードがある。当たるかもしれない?という射幸心を煽られるドキドキこそがVVIDの最大の魅力です。
ソーシャルゲームのガチャ同様、残念な結果の場合はついついボタンを押してお目当てのカードが出るまでクレジットを消費してしまうという性質のものです。
コレクションする楽しみ
DRM(デジタル著作権管理の技術)仕様により、スクリーンショットをするとカードが映っていませんが実際は黄色い枠の部分にカードの絵柄が表示されています。
コレクションにはパート1(全19種)、パート2(全19種)といったように区切りがあり、全部集める満足感があります。
あと何パーセントで集まるというゲージもあるので、ついつい最後まで集めたくなるのが人間の心理です。
トレード(販売)で限定品は高く売れるかもしれない
ブラインド販売(ランダム式・ガチャ方式の事)なので、同じカードが何枚も当たってしまいます。 不要なカードは「トレード」機能で販売する事が出来ます。 トレードと言ってもカード同士の交換は出来ず、ユーザー同士の繋がりは認められておらず販売をするだけです。
ある程度集まって残り1~3枚となったらピンポイントで買った方が安上がりという意味合いが今の所は強いですが、カードには販売期間がある為、後々はもう手に入れる事の出来ないカードを買う場所という立ち位置になるでしょう。
後に言及しますが、ユーザー同士でトレードが出来ないのは、例えばヤフオクでレアなVVIDのカードを5万円で現金販売して、取引成立後にカードをアプリ内では無償で渡すというような事を禁じる為です。 メルカリのように「専用」という表記も出来ないので現金のやり取りをしてから、最低価格で特定のユーザーに売ろうとしても他の人に買われてしまう可能性もあり難しいのです。
コイン(クレジット)は換金が出来ない
VVIDは、現金からVVID用のクレジットに換金したが最後。 もう二度と日本円に戻す事が出来ません。(2020年9月現在)
ヤマノケンはそうと知らずに1万500円分もチャージしてしまい深く深く深く後悔をしています。
つまり、本当にアプリ内でコレクションをして楽しむだけの物という事です。
VVIDをコレクター目線でフカボリ
筆者は1万500円分のクレジットを買い、ビックリマンカードを第一弾・第二弾と買い集めてみました。
「販売できる」とあったのと、第一弾01~06までの販売があと数日(限定商法)だった事から買っても無駄にならないと勘違いしてしまいました。
不満だらけのフカボリをご覧ください。
- 購入したクレジット及びカードは換金が一切出来ません。 ソーシャルゲームと同じ仕様でアカウントごと販売するしか方法はありません。(それも防止する為にLINEのアカウントやツィッターのアカウントと紐づけられています)
- コレクション目線で言えば、現金化出来ないのは致命的です。 大人のコレクションには、資産としての考え方があります。 分かりやすく言えば、前澤社長が62億のバスキアの絵を購入しましたが、それによって62億を失ったわけではありません。 前澤社長は62億円を絵画として保有しているだけにすぎません。 例えば社長がお亡くなりになった時や、お金が必要な時に「売れない物」であれば62億では購入していないしそこまでの値がつかないでしょう。 これは、金額が低いと言えどカードコレクションの世界でも同じ考えです。 だからカード売買専門ショップが成り立つし、高いカードも躊躇なく買えるのです。
- コレクションを人に見せる事が出来ません。スクリーンショットでSNSで自慢が出来ません。 シェアするというボタンはありますがVVIDに登録しないと見る事が出来ません。 とても内輪な世界です。 ユーザー同士のトレードもコレクションでは楽しみの一つですがそれも認められていない為、内輪どころか孤独です。 コミュニティが無い事で継続性が無くSNS等で話題にならないので広がりもありません。
- 見解としては、ガチャを導入して射幸心を煽りたいがために、換金とトレードの要素が消えたと思っています。 それによって、結果的に単なるゲーム性のないソーシャルゲームのガチャとなってしまっています。 限定販売商法は既にブロックチェーンゲームでは認められているのですから限定+抽選、もしくはクリプトスペルズのような価格変動型販売にしてLINKに換金できるという風にすればまだ未来が見えたのに。
- つまり、最大の魅力と書いたランダム要素を取るか? 暗号資産LINKと絡めるか? どちらを取るか?でランダム性を優先した結果、あれも出来ないこれも出来ないとなり最初からオワコン状態でスタートしているのです。
もちろんコレクターは転売する為に買っているわけではありませんが、あくまでもお金の移動であって、保有資産価値は変わっていないという認識は心の中にあるはずです。 そうでなければ1つのカードが5万、10万、100万という世界にはなり得ません。
ただ、資金を管理する項目が、ウォレットという表現であったりこの時期でデジタル資産(アセット)のサービスをリリースしたという事から、かなりブロックチェーンのニオイがしてきます。 LINEの暗号資産と絡んでくると面白い事になりそうです。
しくじって買ってしまったこの1万500円分の資産が無駄にならない未来に期待しています。
おまけ:VVIDのビックリマンはどうなの
ビックリマンを実際にコレクションしている者としてのフカボリもさせていただきます。
ビックリマンは今の40代前半くらいの世代が子供の頃に流行ったチョコレートのおまけシールです。 何が出るか分からず、キラキラしたシールが出た時のギャンブル的な興奮が子供には強い刺激となり社会現象を起こすほど大ヒットしました。
公正取引委員会より、ギャンブル性がなくなって(排出率を同じにしてキラキラ等の素材も均一化するようお達しが来た)人気は衰退しましたが、今でもその強い刺激を脳みそのどこかで覚えている人たちがいて、一定の売り上げがあがることから今でもビックリマンは販売され続けています。
ただ、担当者が本原氏という方に代わってからは利益重視の販売方法となり、
〇昔のキャラクターの使いまわしによる「今でもその強い刺激を脳みそのどこかで覚えている人たち」をさらに掘り起こすシリーズ
〇人気アニメ作品とのコラボシールで新規ユーザー獲得を狙うシリーズ
の2本柱で運営されている為、本原氏は従来のファンからはとても憎まれています。
まずガッカリしたのは、ビックリマンの第一弾はキャラクター全36種+当たりキャラ1種から成り立つ計37種です。
VVIDでは18枚+当たりキャラ1種ずつ展開しているので、第一弾を前半と後半で分けて展開しているのですが、第一弾の後半の当たりシールも同じ絵柄のシールで、ムービーのエフェクト効果違いというものでした。 これが嬉しいか?どうか?がVVIDのビックリマンというカテゴリーの将来を決める最も重大なポイントですが残念ながらどうでもいいという感想でした。
もう散々何度も何度も復刻して見飽きた絵柄たちなのでこれが第二弾、第三弾・・と続いていくと思うととても第二弾以降に手を出そうとは思いませんでした。 せめてここでしかコレクションする事の出来ないグリーンハウス兵藤氏・米澤氏の新規イラストという事であればファンは食いついたと思いますが、このイラスト使いまわしは舐めてるとしか思えません。
また、担当の本原氏がビックリマン愛が全くない事が垣間見えるのがカードの並び順です。 VVIDのカードのファイリングは、3列になっていてビックリマンの3すくみ(天使・お守り・悪魔の3枚で1つのテーマになっている)にとても適しています。
しかし、「スーパーゼウス」という当たりシールが1枚ありそこからスタートする為、この3すくみがズレて並んでいるのです。 知らない人にとってはあまり気にならない事だと思いますが、コレクションを楽しもうというアプリでこの配置は考えられません。 これを指摘せずそのままリリースに至ったというのが本当に悲しいです。
他のアイドル系カードに対してファンがどう思っているのか、感想が知りたいです。 ※是非コメント下さい。
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