ヤマノケンヤマノケン

バスタビットは、リスクを減らして少しずつ資産を増やしていく方法が人気という点で、ビットコイン投資法として認知されてきています。

そんな中、ウィナーズ投資法という方法で1000万bit稼いだ人がいるという事が話題になっています

ウィナーズ投資法とは

ウィナーズ投資法は、実はギャンブルで使われるマーチンゲール法やモンテカルロ法をカスタムしたものです。 (モンテカルロ法の方が感覚は近いです。)

モンテカルロ法は勝率悪くても勝てる方法!シミュレーションで解説

マーチンゲール法は99.9%勝てるが、破産する法則。その理由を解説!

マーチンゲール法やモンテカルロ法を先に理解しておくと、ウィナーズ投資法の利点を理解しやすくなるので先にお読みください。

名称 ウィナーズ投資法
系統 負けたら賭け金を増やす系
適応する配当 勝率1/2倍率2倍
やり方 モンテカルロ法のように、紙に数列を書く方法です。 基本は、数列の左の数字を賭ける・勝ったら数字を一つ減らす・負けたら賭けた額を右に追加するというルールです。 ※下の「やり方」を参考に。
1セット終了時の結果 勝ち負けが同数になると1セット終了で利益が出ている
特徴 モンテカルロ法よりもより緩やかなので投資法という名称がついている。 連敗を想定したやり方で、バランスよく勝ったり負けたりしながら負けの数が多いままだとベット額は増えていく
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ウィナーズ投資法はマーチンゲール法やモンテカルロ法を、よりローリスクローリターンで少しずつ利益を増やしていこうという考えの投資法です。
バスタビットをギャンブルではなくビットコイン投資と捉えて、極力リスクを減らしてコツコツ増やしていこうという場合に適した方法といえるでしょう。

ウィナーズ投資法のやり方

ウィナーズ投資法やり方

ウィナーズ投資法は、モンテカルロ法等と同様に紙にメモ(数列を書く)して、徐々にベット額を増やして勝つまで進めていく方法です。

基本的な3つのルール

  • ベット額は「メモしている数列」の左の数字×2(例「1,1,2,2」なら1×2)
  • 負けたら賭け金を右に追加して続ける(例「1,1,2,2,2」として1×2=2をベット)
  • 勝ったら左の数字を一つ減らす。利益が出るまで続ける(例「1,2,2」として1×2=2をベット)

メモする数列の最初のシミュレーション

3つのルールだけだと、「数列」の意味が分からないと思うので、最初にどのようにして数列が作られていくのかを順に追っていきましょう。

  1. 最初の賭け金を1とします。
  2. 負けたら、紙に「1」と数字を書きます。(勝てば勝利でした)
  3. 【重要】例外で、続いてまた賭け金は1です。 (勝てば先ほどの負けを取り戻して±0ですが)負けたら紙に「1,1」という具合に1を右に足します。
  4. 続いての賭け金はルール通り「1,1」の左の数字を2倍した数字「2」です。
  5. (勝てばこれまでの負けを取り戻して±0ですが)負けたら紙に「1,1,2」という具合に賭けた数字を右に足します。
  6. 次のベット額は「1,1,2」の左の数字を2倍するので、「2」です。
  7. →勝った場合は、「1,1,2」の左の数字1を消して続けます。
  8. →負けた場合は、賭けた「2」を右に足すので数列が「1,1,2,2」となります。

このように、最初に2連敗をするまではウィナーズ投資法が始まりません。

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連敗を緩やかに取り戻す方法だと思えば理解しやすいです。

ウィナーズ投資法シミュレーション

初期ベット額を100円(数列の1×100倍)としたシミュレーションを表にしました。

ウィナーズ投資法は勝ちと負けのタイミングによって結果が異なる為、一つの例としてご覧ください。

3連敗を取り戻す例

回数紙に書いた数列賭け金勝敗損益トータル
11×-1-1
21,11×-1-2
31,1,22×-2-4
41,1,2,22+2-2
51,2,22×-2-4
61,2,2,22×-2-6
71,2,2,2,22+2-4
82,2,2,24+40
勝敗の数 3勝5敗
最大ベット額 400円(1を100円として計算)
収支 ±0

ウィナース投資法は連敗しても取り戻せるマーチンゲール法やモンテカルロ法に似ていて、かつベット額の上昇が少なく時間をかけてじわじわと胴元を追い詰めていく手法という事がよく現れています。

結果は±0ですが、最初に3連敗していますので負けなかった事が大事です。

そして何よりも重要な考察は、勝ち3に対して負け5という点です。

モンテカルロ法同様、勝率が悪くても勝てる攻略法で、資金が続く限りはいつかは取り戻せます。

結果的に理論上、残高が減らない投資法という事が出来ます。

ここで気になるのは、最後都合よく「ベット額4」で勝ったからよかったものの負けたらどうなっていたのか? という場合の、より悪いケースのシミュレーションをしてみましょう。

ウィナーズ投資法シミュレーションその2

なるべく勝って終わらないようにシミュレーションすると色々な事が見えてきました。

回数紙に書いた数列ベット額勝敗結果勝ちと負けの差トータル損益
11×-1-1-1
21,11×-1-2-2
31,1,22×-2-3-4
41,1,2,222-2-2
51,2,22×-2-3-4
61,2,2,22×-2-4-6
71,2,2,2,222-3-4
82,2,2,24×-4-4-8
92,2,2,2,44×-4-5-12
102,2,2,2,4,44×-4-6-16
112,2,2,2,4,4,444-5-12
122,2,2,4,4,444-4-8
132,2,4,4,444-3-4
142,4,4,44×-4-4-8
152,4,4,4,444-3-4
164,4,4,48×-8-4-12
174,4,4,4,88×-8-5-20
184,4,4,4,8,88×-8-6-28
194,4,4,4,8,8,888-5-20
204,4,4,8,8,88×-8-6-28
214,4,4,8,8,8,888-5-20
224,4,8,8,8,888-4-12
234,8,8,8,888-3-4
248,8,8,816×-16-4-20
258,8,8,8,1616×-16-5-36
268,8,8,8,16,161616-4-20
278,8,8,16,1616×-16-5-36
288,8,16,161616-4-20
298,16,161616-3-4
3016,1632×-32-4-36
3116,16,323232-3-4
3216,3232×-32-4-36
3316,32,3232×-32-5-68
3416,32,32,323232-4-36
3532,32,3264×-64-5-100
3632,32,646464-4-36
3732,6464×-64-5-100
3832,64,646464-4-36
3964,64128×-128-5-164
4064,64,128128×-128-6-292
4164,64,128,128128128-5-164
4264128128128128-4-36
43128128256×-256-5-292
44128128256256256-4-36
45128256256256-3+220

勝敗の数 21勝24敗
最大ベット額 25,600円
最大損失額 -29,200円
収支 +22,000円

※数列の数字1を100円として計算

気づいた点は、

  1. ベット額は倍々で増えていくが、同じ額が続く為、なかなか増えない(負けても増えないので)
  2. 負けた時にベット額が増えないのでトータルでの収支の上昇も緩やか。(最大で292)
  3. 勝ちと負けの差が小さくなると負けを取り戻せる。 当たり前ではあるが、最初のうちは-1(負けが1つ多い)でも勝てるようになっていて、ベット額が増えれば増えるほど、勝ちと負けの差が広くても勝てるようになる(-2でも勝てるようになり、続けていくと負けが3つでも勝てるようになる) かつ、収支がプラスになっている事が多い。

ウィナーズ投資法で実際に1,000セットビットコイン投資中

ウィナーズ投資法1000セット
実際に、ウィナーズ投資法を使ってバスタビットで投資中です。 手動でやっているので少しずつ更新していきます。

8連敗スタートで勝ち負けの差が-25というケース

数列数列(4)数列(8)数列(16)勝敗残高
112-3179,553
1122-4
11222-5
112222-6
1122222-7
11222222-8
1222222-7
12222222-8
122222222-9
1222222222-10
12222222222-11
2222222222-10
22222222224-11
222222222244-12
2222222222444-13
22222222224444-14
222222222244444-15
2222222222444444-16
22222222224444444-17
222222222244444444-18
2222222222444444444-19
22222222224444444444-20
222222222244444444444-21
22222222244444444444-20
222222222444444444444-21
222222224444444444444-22
22222224444444444444-23
222222244444444444444-24
2222222444444444444444-25
222222444444444444444-24
22222444444444444444-23
222224444444444444444-24
22224444444444444444-23
2224444444444444444-22
224444444444444444-21
24444444444444444-20
4444444444444444-19
444444444444444-18
4444444444444448-19
44444444444444488-20
4444444444444488-19
444444444444488-18
4444444444444888-19
44444444444448888-20
4444444444448888-19
44444444444488888-20
444444444444888888-21
4444444444448888888-22
44444444444488888888-23
444444444444888888888-24
44444444444888888888-23
444444444448888888888-24
44444444448888888888-23
444444444488888888888-24
44444444488888888888-23
44444444488888888888-22
4444444488888888888-21
444444488888888888-20
44444488888888888-19
444444888888888888-20
44444888888888888-19
444448888888888888-20
4444488888888888888-21
444488888888888888-20
44488888888888888-19
444888888888888888-20
4448888888888888888-21
44488888888888888888-22
4488888888888888888-21
44888888888888888888-22
4888888888888888888-21
48888888888888888888-22
48888888888888888888-23
8888888888888888888-22
888888888888888888-21
88888888888888888-20
8888888888888888816-21
888888888888888816-20
888888888888888881616-21
88888888888888888161616-22
8888888888888888161616-20
888888888888888161616-19
88888888888888816161616-20
8888888888888881616161616-21
888888888888881616161616-20
88888888888888161616161616-21
8888888888888161616161616-20
888888888888816161616161616-21
88888888888881616161616161616-22
8888888888881616161616161616-21
888888888881616161616161616-20
88888888881616161616161616-19
8888888881616161616161616-18
888888881616161616161616-17
88888881616161616161616-16179,553

ウィナーズ投資法を手動でやりながら、これは最悪のケースだと思った時の数列メモから考察してみます。 数列の1を100bitとして投資していきました。

勝ちよりも負けの方が圧倒的に多い時間帯にハマり、数列がとんでもなく膨らんでいきました。

こんな時に、マーチンゲール法だったら1発で取り戻せるのに・・と思いながら時々勝っては負けが続き・・という具合です。

精神的にはつらかったものの、残高を見るとさほど減っておらずベット額も最大で1,600bitにしかならなかったので余裕はありました。

最初の残高を取り戻せたら1セット終了と決めていたのですが、最後の方は数列の16を一度も使う事なく、負けの数が-16(勝ちよりも負けの方が16も多い)という状態で利益が出ていたので終了。 かなり安全策で、かつ低勝率で勝てる有効な投資法と今の所は言えます。

現在考察中。1,000セット到達したらまたレポートします。

まとめ

ヤマノケンヤマノケン

シミュレーション最後の、

勝ちと負けの差が小さくなると負けを取り戻せる。 当たり前ではあるが、最初のうちは-1(負けが1つ多い)でも勝てるようになっていて、ベット額が増えれば増えるほど、勝ちと負けの差が広くても勝てるようになる(-2でも勝てるようになり、続けていくと負けが3つでも勝てるようになる) かつ、収支がプラスになっている事が多い。

この点が最も重要です。

ウィナーズ投資法は、初めのうちは「勝ち2負け3(=-1)」で取り返せるようにベット額を調整し、徐々に「勝ち7負け9(=-2)」という具合に負けの数が多くても勝てるように調整されていきます。

繰り返し続ければ、徐々に勝ちと負けの割合が1:1の割合に近づくという大数の法則があります。

大数の法則は勝ちと負けの数が同じになるという意味では無く、割合が1:1に近づくという意味ではありますが、その分ウィナーズ投資法も負けの割合をキープしようとすると考えると資金が続く限りは大数の法則で必ず勝つ投資法という事が出来ます。

マーチンゲール法やモンテカルロ法よりも多くの資金を必要としない為、あまり知られていないが知る人ぞ知る投資法なのです。