ヤマノケンヤマノケン

仮想通貨にまつわる専門用語やブロックチェーンゲーム周りの用語について調べる度にメモをしているページです。

私は最初(ブロックチェーン)ゲームに興味を持っただけだったのに、仮想通貨にまつわる専門用語が当たり前のように飛び交い過ぎて全然意味が解らずに興味を失いかけました。

特にアセットトークンNFTという3つの似たような単語が同時進行でパニック。 そして謎の英語3文字の略称。 さらにゲーム用語(例:PvPなど)も馴染みがなかったので検索・検索の日々でした。

という事で、今でもわからない単語が出るたびに増やしています。

ブロックチェーン・ブロックチェーンゲーム

とても重要なので1ページにまとめています。

ブロックチェーンゲーム(Dapps)とは

DApps(ダップス)

DApps(ダップス)とは、decentralized applications 日本語にすると分散型アプリケーションです。

ブロックチェーンという技術を用いたアプリ(システム)全般を指しますので、ブロックチェーンゲームの事を、DApps(ダップス)と呼ぶ人もいます。 (類語:非中央管理型アプリ・ブロックチェーンアプリ等)

アプリとは、普段から使っているLINEやスマホゲーム、PCならPhotoshop等昔はソフトと言っていたものもアプリといってよいでしょう。 仮想通貨はアプリのデータという立ち位置なのかなと思われます。

オープンソース

オープンソース(open source)とは、ソース(コード)が公開されているという意味なので、仮想通貨・DApps等でこの言葉を見かけたら、ブロックチェーンは中央管理者がおらずに世界中の皆で管理しているから、オープンになっているという風にイメージすると理解しやすいでしょう。

ブロックチェーンのメリットは皆でデータを共有していているので改ざんや不正がすぐにバレるから安心というのはよく言われているのでご存知だと思います。 これはオープンソースだからです。

アルトコイン

ビットコイン以外の仮想通貨の総称で、Alternative Coin(代替コイン)という意味です。 イーサリアムやリップルなどその他全てのコインの事を、アルトコインと呼びます。

暗号資産

仮想通貨・アルトコインの事を暗号資産とも呼びます。 仮想通貨という単語が詐欺に使われてイメージが悪くなった為今後は暗号資産という呼ばれ方が一般的になる可能性があります。

分散型と中央管理型

ブロックチェーンとは?の説明を読むと理解をしやすいですが、ざっくり言えば分散型は皆で管理しているもの(例えば、皆が在庫を追加する事の出来る、自動販売機が並ぶ無人スーパーのようなもの。仕組みを作った人は放ったらかしで皆で運営していくイメージ)で、中央管理型は従来のスーパー。

分散型アプリケーション

DApps(ダップス)を日本語でいうと分散型アプリケーションです。(詳しくは上のDAppsを参照)

ガス代

仮想通貨を送金する際の手数料の事です。

仮想通貨をアプリ(ウォレット)で簡単に送信・受信が出来ますが、誰かしらが承認作業をしています。

主に送信の際にガス代(手数料)を多く払う事で反映時間を短縮する事が出来ます。 処理は世界の誰かがやっていますので早く処理をした人にガス代が支払われる仕組みだと思います。

プラットフォーム

プラットフォーム(platform)とは、基板・土台・環境の事を指します。

イーサリアムのプラットフォーム上でアプリの開発が行われているというニュース記事などがありますが、アプリ=ゲームがイーサリアムのブロックチェーン上で開発されているという事です。 データの記録がイーサリアムのブロックチェーン上にあると考えれば、ゲームの運営が終了しても記録は残るというようなメリットが少しは理解できると思います。

仮想通貨がDAppsで生まれて、仮想通貨上でDAppsが開発されて?と混乱したので、表現を分かりやすくすると、DApps(ブロックチェーン)というシステム上で管理されている仮想通貨が生れて、その仮想通貨が記録されているシステム上で同じ様に記録されるゲームが色々開発されている。 それらのゲームもまた子供なのでDAppsと同じシステムだといえばどうでしょうか? ・・余計わかりづらかったらすみません。

プロトコル

プロコトルとは、

コンピューター同士の通信をする際の手順や規格のこと。情報を送り出す端末の選定、データの形式、パケットの構成、エラーの対処などを取り決めた通信の約束事である。

とあり、仮想通貨プロトコルや、ブロックチェーン(プロトコル)オープンソースプロトコル等という使われ方で時々目にする単語です。

TCP/IP、HTTP、SMTP 等もプロトコルといいます。

つまり「仕組み」という言い方が一番分かりやすいです。 よく単語のお尻についているので、「という仕組み」だと思えばあまり深く意味を理解しなくても支障はありません。 調べたのですが多分ちゃんと理解できていません。

スケーラビリティー

利用者や仕事の増大に適応できる能力・度合いのこと by.wikipedia

仮想通貨における「スケーラビリティー問題」という単語でよく目にします。 2021年現在はイーサリアム上でのサービスが沢山出来て発展していたのですが、ガス代が高すぎる・処理が遅いという問題が発生しています。 これぞ、スケーラビリティー問題です。 解決するために新しいネットワークが開発されたり、イーサリアム上にL2と言われるサイドチェーンが出来たりしています。

トークン

トークンは、仮想通貨自体を表す言葉としてよく使われます。 これは仮想通貨を手にする上で、必ず覚えておくべきよくある単語です。 例:トークンを送信して下さい。=文脈的に仮想通貨の事なら、ビットコインなりイーサリアムなり何らかの仮想通貨を送信しろという意味になる。

仮想通貨以外でも使われる単語なので、例えばゲームで言えば「アイテム」的な表現だと考えると良いでしょう。

アイテムには薬草や毒消しや武器など様々な種類があるように、仮想通貨にもビットコインやイーサリアム等様々な種類があり、さらにそのブロックチェーン上でゲームが開発されればさらにトークンが生まれるので使い方次第ではややこしいです。

ブロックチェーンで生成されたアイテムの総称といえば分かりやすいです。

例)所持しているトークン一覧としてビットコイン100万円分、イーサリアム10万円分が表示される

ERC-20トークン

イーサリアム上のプラットフォームでの使用のみを目的として作られた(発行された)トークンの事です。

イメージしやすい例で言えば、ゲームやカジノで使う独自通貨を発行するようなものです。 カジノではチップに換金して遊ぶ事が当たり前となっています。そのカジノだけでしか使えないチップでは無く、採用している他のカジノでも使えるチップである事が従来との違いです。

日本の取引所でも扱われているBATやOMGはERC-20トークンに該当します。

ガバナンストークン

ガバナンス=統治とか管理という意味です。 UniswapのUNIや、マイクリプトヒーローズのMCHなどをガバナンストークンと呼ぶのでサービスが独自に発行したトークンという風に捉えています。 独自トークンの発行によりユーザーを抱え込む事が出来るので統治とか管理という意味なのでしょうか。

BSC(バイナススマートチェーン)系のDeFiが発行しているCAKEなどのコインもガバナンストークンといってよいでしょう。

トランザクション

あるゲームで、キャラクターの強化を使用とした所「トランザクション(Transaction)が完了している必要があります。」と表示がされました。

トランザクションは仮想通貨でよく聞く単語で、例えばビットコインを誰かに送金して承認されるまでの処理の事をトランザクションと呼びます。

つまり、ブロックチェーンで起きた新規取引の事です。 ゲームのキャラクターはまだトランザクションが完了しておらず完全に自分のアイテムとして認められていない状態なのだと解釈しました。

その他の使用例として、ある楽譜の販売サイトが「xem(ネム)で決済が出来るようにしました。少しでも”トランザクション”が増えればと思います」という表現をしていました。 トランザクションが増える事=その通貨が活性化する=価値が上がるという願いを込めているのでしょう。

アセット

金融で広く使われる資産という意味です。 ですので普通に資産という意味で使わる事もあるかもしれませんが、仮想通貨業界ではゲームで手に入れた売買可能なアイテムの事をアセットと表現します。NFT=アセットです。

例)ブロックチェーンゲームで、キャラクターと装備武器の2種類がNFTとして存在する場合、アセット一覧という大カテゴリーがあって、キャラクターと装備武器という小カテゴリーがある。

また、新しいゲームそのものをアセットという場合もあり、こちらもかなり混乱しましたが最近はアセットといえばアイテムの事で定着してきた印象。 仮想通貨も資産ですがトークンというので使い分けるときに便利。

アセットトークン

さらに、アセットトークンという言葉が使われます。 これがまたアイテムも資産という考えなので混乱しますが、ドラゴンクエストの通貨はゴールドという、アセットトークンです。

ゴールドを使って得た銅の剣も資産なのでアセットトークンですが、使い分け的にアセットトークン=ゲーム内通貨で定着するかもしれません。 例)Axieというゲームで使うポーション=SPLというアセットトークンである。

スマートコントラクト

契約が自動で処理される仕組みの事。 例えばビットコインを送金する・相手が受け取るという契約の承認は自動で処理されます。

★よく、「アナログの場合は自動販売機」として例として挙げられます。

★「あれ、承認してもらうのにガス代を払っているのではないの?それを職業としているマイナーがいるのでは?」と思うかもしれませんが手動で順番に処理をしているのではなく、パソコンのパワーを提供しているだけです。

SATOSHI

Satoshiって誰?と時々出てきますが、SATOSHIはビットコイン通貨の単位です。 ※ちなみにビットコインは、サトシナカモトという方の論文を元に作られたものです。  SATと表記される事もあります。
0.00000001BTC=1Satoshi
です。

NFT

NFTとは、Non Fungible Tokenの略で意味は代替え出来ないトークンです。 簡単に言えば、イーサリアム上のブロックチェーン上で発行された、売買できるアイテムやカード・キャラクター等の事を指します。 資産や価値という表現がよく使われます。 最近はNFTトレカ(トレーディングカード)の販売などもされています。

追記:2020年まではゲームアイテムという認識が強かったですが、2021年からNFTという単語がより広まり、デジタルアート=NFTという認識が高まってきました。 次はアーティストの楽曲がデジタル資産という形で発行されると思います。

専門的な話になりますが、NFTはERC721というイーサリアムブロックチェーン上で生成されるアイテムの事を指しています。

仮想通貨の単位の略称

BTCやETH、はたまたNFTなど、仮想通貨の世界では3つの英単語での表現が多いです。 ちなみに、BTCはビットコインの事、ETHはイーサリアムの事ですが、NFTは仮想通貨の単位ではありません。

先日ブロックチェーンゲームの解説で「NFTをETHに変えるには・・」という表現をされている記事を見て、「これは初心者の人は何を言っているのか分からないだろう」と思い、3つのローマ字シリーズをまとめたいなと思いました。

まずはよく聞く仮想通貨の単位を一覧にしてみました。※星の数ほどあるので、耳にする可能性のあるものに絞っています。

BTC ビットコイン ETH イーサリアム(イーサ)
XRP リップル BCH ビットコインキャッシュ
LTC ライトコイン ETC イーサリアムクラシック
XEM NEM LSK Lisk
FTC ファクトム XLM ステラルーメン
QTUM クアンタム BAT ベーシックアテンショントークン
ADA カルダノエイダコイン NEO ネオ
EOS イオス XMR モネロ
mBTC 1 BTC = 1,000 mBTC = 100,000,000 satoshi  YFI ヤーン・ファイナンス

ETH(イーサリアム)は、イーサなのかイーサリアムなのか問題

ETHという通貨は正式名称は多分「イーサ」なんです。
イーサリアムネットワーク(ブロックチェーン)上で誕生した通貨がETH(イーサ)というのが多分正しいのだと思うのですが、日本の取引所で「イーサリアム」という通貨名称で使われていますし、なんとなくETH=イーサリアムで定着しています。

SNSで書く時は前に$をつけがち

ツィッターなどにコイン名を書く時は前に$マークをつけがちです。

多分、それがコイン名称であるというスラングのようなものと解釈しているのですがいかがでしょう? (例:$EOSや$MOON 等、単語単体だと分かりづらいもの)

草コイン

無名のコインの事全般を指す。

馬鹿にしたニュアンスで無価値のコインの事を指す時に使い、語源はネットスラングのwww(草)から来ている説があるが、今は草野球の草と同じ意味で捉えて、「プロではない素人のコイン」というニュアンスで使っている人の方が多いと思う。(どちらも似たようなものだがニュアンスとして)

AU、MAU、WAU、DAU

AU=アクティブユーザー、MAUは月間のアクティブユーザー(Wは週間、Dは一日単位)という意味。

仮想通貨と直接関係は無いですが、ブロックチェーンゲームを紹介するサイト等では平気で使ってきます。 この数字が多ければ多いほどユーザーがー集まっていて稼ぐチャンスにもなりますので必要な情報です。

KYC

KYC=「Know Your Customer」の略で本人確認の事です。

仮想通貨は金融系なので本人確認はつきものです。

例えば海外の取引所へ口座開設を説明する時に「KYCが不要」という表現をする事があります。

APYとAPR

年利の事。 例:APY10%なら、1,000万円預けると1年後に100万円の利益が配当されるという計算。

DeFi(ブロックチェーンで作られた経営者のいない銀行)が盛んになってきた事によってDeFiにお金を預ける(銀行の経営者側に回る)事で稼ぐという事も一般的になってきました。

ステーキングという単語と共にAPYという単語がよく見られます。

参考までに、マンション経営等のよくある従来の投資はAPY10%だと良い方というのが一つの目安となっています。

APRという単語も見かけるようになりました。APYとの違いは報酬を複利として上乗せするかしないか?の違いです。 複利というのは、例えば100万円預けて1か月後には報酬を得ているのでその報酬分も預け入れに上乗せするという事です。

  • APY・・12%だった場合、100万円を預けると1年後に112万円になるという事ですが、複利を含めて12%なので、1か月後に101万円になりません。
  • APR・・12%だった場合、100万円を預けると1年後に112万円になるという事ですが、複利を含めないので1か月後に101万円になります。

同じAPY12%とAPR12%では、APR12%の方がお得です。

APRは、報酬が独自コインの場合によく使われます。100万円を預けて報酬が別の物だった場合は常に預けている金額に対して%で報酬が支払われるので理解しやすいでしょう。

ATH

All Time High =過去最高値の事。 仮想通貨が過去一番高い数値を記録したときに飛び交います。

CFD(CFD取引)

CFDとは、株や為替、そして暗号資産等において、価格の変動に応じて利益を得たり損失が出たりする取引の事です。

FXとの違いは、FXは外国為替取引の事を指した単語なので暗号資産には本来当てはまりません。 最近ではFX業者がテレビCMで「CFD取引」とわざわざ一般に馴染みのない方の表現をしていました。 FXは為替のみを指すのでその他の取引もあるので正しい使い方をしなくてはならなかったのかもしれません。

逆にHP等では国内取引所でも分かりやすく「仮想通貨のFX取引」という記載している業者もありました。

仮想通貨も「架空の外国の通貨」と解釈すれば・・間違いではないのと、ビットコイン/USDなら、USD(アメリカドル)も含まれているので正しいですし、GOLD/USDというような取引もFXの一種として扱われていたのでFXと言ってしまっても良いのかもしれません。

CFD取引の方が大きな意味で、現状は、CFD取引=レバレッジ取引と解釈しても差し支えないです。

例えばGMOコインなどの取引所で「ビットコイン/JPY」のチャートを見ながらCFD取引をした場合、実は円をビットコインに両替をしておらず差額の利益や損失は胴元であるGMOコインから引き出されたりデポジットされたりしているのです。 簡単に言えば、実際に株や為替の取引をする事が競馬だとしたら、CFD取引はノミ行為です。 ユーザーからお金を集めて、上がる下がるの予想が当たった人には還元をして、外れた人からは徴収するという事です。

理解しやすい事例として、CFD取引の場合は買っても無いのに「売り」から注文する事が出来るという点が挙げられます。

GOX(ゴックス)

仮想通貨を失う事。

詐欺で持っていかれるという時にも使われますが、同様の単語が多いので秘密鍵を保管せずにパソコンが壊れた時など自分で無くす時に使われる事の方が多い。

DeFi(分散型金融)

DeFi(ディーファイ)=分散金融/分散型金融

ブロックチェーン上でゲームという世界・サービスが作られるのと同じ感覚で、ブロックチェーン上に作られる銀行のようなもの。 従来の銀行を否定して、もっと便利な新しい”金融サービス”を作ろうというものなので厳密には違いますが身近な例で言えばやはり「ブロックチェーンで作る銀行のようなサービス」という表現が伝わりやすいでしょう。

メリットとしては世界中の人がアクセスしやすいという事が挙げられています。 誰もが貸し付けを行う事が出来るという点が大きなポイントで、銀行に預けておくよりも大きく利息が付くという点で爆発的に人気になっています。 DeFiはイーサリアム上のブロックチェーンで作られているのでDeFiが話題になりイーサが上昇しました。

DEX(分散型取引所)

DeFiが「分散型金融」で金融という意味が幅広い為、DEXもDeFiの一種と考えると分かりやすいです。

DEXは分散型の「取引所」です。 普通の取引所が日本でいうコインチェックやBitFlyerです。 コインチェックでは例えば日本円をビットコインに両替する事が出来ます。(取引といいます)

つまり、DEX(分散型取引所)は管理者のいない自動両替機のようなものです。 管理者がいませんのでユーザー達がお金を両替機の中に入れておく事で、利用するユーザーがスムーズに両替が出来ます。 その時に支払われる手数料は、お金を両替機に入れていたユーザーに配分されるので人気を集めています。

CeFi

DeFiが分散型金融なら、CeFiは中央型金融。 それって実在する銀行と同じじゃん。と思うかもしれませんがまあその通りで、中央型取引所という使い方をされる事の方が多いですがビットコインやコインチェック、海外ならBinanceなどが該当します。 DeFiに資金を預ける事と比較として、CeFiに預けるのはどうかという時に出てくる単語です。

TVL

Total Value Locked・・預けられている総額。 DeFiでよく使われる単語。 多くはそのサービスに全体で預けられている資産総額を示す。

ラグプル(rug pull)

ラグプルとは、違法な犯罪組織や悪意ある攻撃者が、DeFiプロトコルから性質を利用して流動性を排出させ、投資家が取引できなくなるように仕掛ける一種の出口詐欺をいう。

と書いてありましたが仕組みがよく分かりませんでした。 要するにDeFiを利用した詐欺です。

イールドファーミングアグリゲーター

アグリゲーターだけで調べると色々なサービスが該当したので、仮想通貨業界でよく聞くイールドファーミングアグリゲーターに絞ります。 

ざっくりいえば、「仮想通貨を預けると、様々なDeFiの中からイイ感じに運用して金利を払ってくれるファンド」のようなサービスです。 

例えば、1inch Exchange(馬の1inchというコインで有名)は、Uniswap等32種類のDEXサービスから一番良い所に自動的に投資してくれるサービスです。 なぜか直接投資するよりも利率が良かったりするカラクリは謎ですがとにかくお得です。

BSC

BSC=バイナンススマートチェーンの事。 世界大手の仮想通貨取引所バイナンスが作った独自のブロックチェーン。

SEC

米証券取引委員会の略称。 日本だと東京証券取引所が該当するのでしょうか? XRP(リップル)を通貨として認めない、これは有価証券だと主張している事がニュースとなってSECという文字が飛び交うようになりました。 ビットコインなどの通貨は「分散型」でみんなで管理するものなので通貨として認めるが、リップルは一つの企業が発行しているので「株みたいなものじゃない?」という理屈のようです。

CEO

最高経営責任者の事。 例)マーティーフリードマンCEO

日本でいう代表取締役社長の、社長を抜いたもの。 日本の場合はCEO&President(社長)となる。

仮想通貨関連の事業は世界がマーケットなのでCEOという表現をする人が増えてきました。決して格好つけたりカブれているわけではありません。

FUD

Fear(恐怖)・Uncertainty(不確実性)・Doubt(疑念)の略。

主にTwitterで影響力のある人が仮想通貨に対してネガティブな発言をした時に、FUDという単語が出てきます。

ICOとIDO

ICOとは、Initial Coin Offeringの略で新しい仮想通貨(アルトコイン)の販売開始という意味。 クラウドセールやトークンセールとも呼ばれるので現状の仮想通貨の意味合い的には「発行したばかりで安いからよく分からないけど飛びついて買う・売れる」というような側面が強いです。第一次仮想通貨ブーム(2017年頃)はICOというだけで飛びつく人が多かったとか。

IDOとは、Initial DEX Offeringの略でUniswapのUNIやPancakeswapのCAKEなど、DEX(両替機)で行われる仮想通貨(アルトコイン?)の販売開始の意味なのでICOとほぼ同じです。 

本質的にはどちらも変わりませんがIDOの方がまだ使い道を提示している分、第二次仮想通貨ブームでは盛り上がりを見せています。

ステーブルコイン

暗号資産(仮想通貨)は便利だけど価格の変動が激しすぎるのが不便。 例えば昨日とある10万円分の暗号資産を買って朝起きたら9万円の価値に下がっていたなんて事もあり得ます。

投資目的ではなく便利だから利用したいという方にとっては安心して保有する事が出来ません。

そこで価格の価値がさほど変わらない事を目的に生まれた暗号資産(仮想通貨)がステーブルコインです。

例えばドルや円も価格の変動は数秒単位で変わっていますが感覚的に1日で10万円が9万円になるような事はありません。

例えば有名なUSDT(テザー)は、ドルの価格と近くなるように設定されている暗号資産です。

暗号資産には、世界共通の通貨である事や手数料が安いというメリットがあるので価格の変動とうデメリットを解決できないか?と考え生み出されたのです。 円やドル等の法定通貨に合わせて価格を変動させると考えると分かりやすいでしょう(法定通貨担保型といいます) 例えばバイナンスが発行したバイナンスBUSDもドルの価値と連動しています。 DAIなどが最近は頭角を現しています。

現物(取引)とレバレッジ(取引)

例えばビットコインを買う場合、現物取引はシンプルにビットコインを購入する取引です。 実際に購入をするので、他の人に送付する事も出来ますし、保管しておく事で値上がりすれば利益になります。

レバレッジは、お金を借りて100倍の取引をするというイメージがありますが、現物との違いとしては、上がるか下がるかの架空の取引。という風に捉えた方が分かりやすいです。 レバレッジ1倍(等倍)だった場合は現物取引とやっている事は変わりませんが実際はビットコインを保有していません。 レバレッジは、CFD取引やFX取引と同義とされています。

実需

実需という単語もよく使います。実需は実際の需要の事です。 例えばクリプトスペルズやマイクリプトヒーローズ等のブロックチェーンゲームで課金をする時にはイーサリアムが必要です。 課金をする為にイーサリアムを買う事が実需買いです。

それに対して、「リップルは将来上がる」という記事を読んでリップルを買う事は、実需ではありません。

秘密鍵=プライベートキー

秘密鍵=プライベートキーは、ウォレットが発行する秘密のキーワードです。 例えば有名な「マイクリプトヒーローズ」を最初はPCでメタマスクと連携させてプレイしていたとします。

その後、スマホアプリを導入する時にPCのアカウントで引き続きプレイしたいのでアカウントの作成では無く、インポートに進みます。

そこで、必要となるのが秘密鍵=プライベートキーです。 マイクリプトヒーローズのマイページを見ても見当たりません。 メタマスク>メニュー>アカウント詳細>秘密鍵のエクスポートで発行が出来ます。

こちらと、メタマスクのパスワードで新しいスマホのアプリでもインポートが可能になります。 マイクリプトーヒーローズではプライベートキーという表記なので、秘密鍵=プライベートキーと分からない方は一生たどり着く事が出来ません。

エアドロ(AirDrop=エアドロップ)

エアドロップといえば、iphone同士でデータを共有する機能の事ですが、仮想通貨におけるエアドロップは、主に自社トークンの無料配布の事を指します。 例えば先日、海外のUniswapという分散型取引所(イーサリアムが発行する暗号資産の両替所みたいなサービス)が自社トークンUNI(独自の新しい仮想通貨)を発行し、以前にUniswapを使った事のあるユーザーに無料で配布しました。 利用状況に応じての配布でしたが太っ腹でエアドロップだけで1億以上も手に入れた人がいるという話で話題になりました。

日本の例でいえば、LINEがLINKという通貨を独自に発行しましたが、BITMAX(LINEの取引所)で取引をしてくれたらLINK最大5,000円分プレゼント。というようなキャンペーンはしています。 これも意味合い的にはエアドロップと同じ事ですが、どちらかというと棚から牡丹餅的な意味で使われているので条件が付いているとエアドロでは無いような気がします。

独自通貨の発行をまだしていない暗号資産絡みのサービスを片っ端から利用しておく事でまだ見ぬエアドロップという恩恵が受けられるのでは?という空気が漂っています。

ポートフォリオ

イラストレーターやデザイナーが過去の作品を紹介するイメージが強いですが、金融や株では保有している銘柄の一覧のような意味合いで使われます。 仮想通貨業界では特に使われる事が多いです。

例)仮想通貨に投資している人が、「ビットコイン40%、イーサリアム20%、リップル20%、ステラルーメン20%」というポートフォリオを公開している。

ローンチ

新しいサービスを開始する事で、公開や立ち上げという意味です。 当サイトでは「リリース」という単語を使っているのですが仮想通貨業界では「ローンチ」が共通語となっています。 例)LINEがブロックチェーンのフォーマットをローンチ。

個人的には、ローンチという響きのユニークさとセリフの最期に持ってこれる事から、日常で使っていると物まねされていじられそうなニュアンスを感じます。

アトミックスワップ

第三者機関を介せずにユーザー同士で仮想通貨取引をする事。 一番のメリットとしてはハッキングされず安心であるという事が言われているが、一般ユーザー感覚だと第三者機関を介すことにさほど不安を感じている人もいないだろう。

それよりもメリットとしてはUniswapのようなイーサリアムネットワーク上に限らずBTCなどの異なる通貨取引が出来る事と、直接取引なので手数料が安いという事だと思うが現在は手数料が割と高いのでこの点は課題。

ロックアップ

株でよく使われる用語で、株を購入した株主がロックアップしている期間は株を手放したり売買しないと確約する事です。

仮想通貨界隈(分散型金融や分散型取引所)や、ブロックチェーンゲームでも仮想通貨やNFTをステーキング(下に解説アリ)してゲーム独自の通貨を得るという仕組みが増えてきたので、例えばNFTを預けている間の300時間はロックアップされるという表現をされる事があります。

Pump(パンプ)

パンプ=ポンプで注入するという意味で、仮想通貨に資金を流し込み価格を上昇させる事。

BURN(バーン)

焼く=この世から消し去る。

例えば、ガバナンストークン(独自に発行したコイン)をバーンする事で市場に出回るコインが減るので価格が上がる(どちらかというと下がるのを防ぐ)という効果があります。

ステーキング

「杭を打つ」という意味で、資産を預けておく意味で使われます。

例えば仮想通貨やNFTを一定期間預けておく(=ステーキング)事で報酬が得られる仕組みが多くあります。

ガス負け

仮想通貨(特にイーサリアム)の取引には手数料(ガス代)がかかります。

例えばブロックチェーンゲームやDeFiなどで、3ETHを使う事で3.01ETHになり0.01ETH稼げたなんて事は多々ありますが、0.01ETH稼ぐ為にガス代がなんだかんだ色々あって0.02ETHかかっていた場合、0.01ETHガス代によって損しているので「ガス負けしている」といいます。

カウンターパーティーリスク

取引の相手(カウンターパーティー)が逃げ出したり破産するリスクの事。

仮想通貨界隈の場合は、海外のサービスにお金を預ける事のリスクとしてよく使われます。

例:Binanceにお金を預ける事はカウンターパーティーリスクが伴う

ホワイトペーパー

「白書」の事。 仮想通貨界隈では特に目につく言葉です。

そのプロジェクトやガバナンストークンの資料の事。 投資の場合サービスが始まる前から目をつける必要があるので、ホワイトペーパーを読んで判断します。

ゲームに関連する用語

仮想通貨用語ではないけれどブロックチェーンゲームというゲームをする上で何の事?と思った単語をメモしておきます。

PVP

プレイヤーVSプレイヤーの事。 RPGタイプのブロックチェーンゲームでプレイヤー同士の戦いを総じてPVPといいます。

PVE

プレイヤーVSenvironment(環境)の事。 対コンピューターとの戦いの事全般。 ストーリーを進める(多くは戦いながら進むので)事がだいたいPvEといわれます。

UTC(時間)

ブロックチェーンゲームは世界中の人が同時にプレイしている為、ツィッターなどでの時間の告知がUTC時間(協定世界時)である事が多いです。 日本時間は9時間後と覚えておきましょう。 例)3月8日8:00~とあれば17時~です。

トレードに関連する用語

FXや株にも共通するトレード用語です。 仮想通貨のトレードでよく聞く単語を主にまとめます。それ以外はその他に。

アビトラ

アービトラージの略。

取引所によって買い値と売り値に差が出るため、A社であるコインが999円で買えてB社では同じコインが1001円で売れるという歪が一時的に生じる事があります。 A社で大量に購入してすぐB社で売り抜ければ差額で稼ぐことが出来ます。 手数料も考慮しなくてはならずかなり難しいので上級者向けです。

ミラトレ

ミラートレードの略。 世の中にはあらかじめトレードの内容を予告している人がたくさんいます。当たれば占い師のように

他人の通りに取引をする事をミラートレードといいます。

ガチホ

ガチ(本気)でホールドという意味。

仮想通貨に投資をして、価格が下がっても売らずに(トレードせずに)そのまま保有しておく事を指します。

トレードの理想と現実

例)仮想通貨を買うと最初は「将来値上がりするから買っておこう」という目的で買ったのに、いつの間にかチャートを眺めているうちに「売ったり」「買ったり」というトレードをしたくなってしまいます。 結果、損をすることの方が多いので、ガチホを決め込みましょう。

コールとプット・ロングとショート

コールが「買い」でプットが「売り」

ロングが「買い」でショートが「売り」

スケベロング・スケベショート

欲望丸出し・セコいトレードをした時に自虐的に使われる言葉。

加藤茶の「ちょっとだけよ」にも通ずる、「ちょっとしたスケベ心」というニュアンスが大事。

例えばビットコイン等の仮想通貨の場合、将来的には上がると思っているのに下落相場時に「ちょっとだけ売って」利益を出そうとするのはとてもスケベです。特に取引時間が短ければ短いほど「パンチラ」っぽいニュアンスに近づくのでスケベです。

そして負けた場合の方が「スケベショートしたら急上昇した(涙)」というニュアンスで使われやすいです。

ファンダ

ファンダメンタルズの事。 ファンダメンタルズとは相場を動かす材料(ニュース等)の事を指します。 相場でいうと、

  • ファンダメンタルズ分析・・黒田総裁の会見で金融緩和で円の価値が下がると思うからドルを買おう(社会情勢を予想)
  • テクニカル分析・・三角持ち合いを上に抜けたらドルを買おう(チャートの形や数値を見て市場心理を予想)

という2つの分析方法があります。 仮想通貨の場合は、例えば法定通貨の価値が下がるとか、大手企業がビットコインに投資を始めた等のニュースがファンダメンタルズに該当します。

仮想通貨スラング集

仮想通貨用語では無く、SNSや5ちゃんねる等で使われるスラングを含む自然発生用語をまとめておきます

HODL

HOLD(保有したまま)のスラング。 元ネタは誰かの単なるスペルミス。

MOON

仮想通貨ではロケットが飛んで月に向かう程上昇するという意味合いでMOONという単語が良く使われます。 TO THE MOON ロケットの絵文字もセットで。

新人研修

ビットコインが大きく上昇するとニュースになり新しく興味を持った方がどんどん参入して高騰していきます。 その後、しばらく価格が落ち着くと一気に暴落する時がやってきます。 理由としては「この辺が天井かな」と誰かが判断して利益確定の売りが始まるといった所でしょうか。 また大口投資家が売りを仕掛けてまた安くしたいという思惑もあります。

価格が一気に下落すると上がると思って買った人はどんどん利益が減り、人によってはマイナスにどんどん下がっていきます。 不安が不安を呼び売りが加速します。

将来的にビットコインはもっと上がると思って購入したはずなのにそのことも忘れて欲と不安で売ってしまうか、それともじっと耐えてまた上がるのを待つことが出来るか? 新人は試される時です。 これを新人研修といいます。

靴磨き(の少年)

ケネディの父のエピソードで、アメリカのバブル絶頂期に街中で靴磨きをしてもらっていた所、その少年が「株価はまだまだ上がりそうですね」等とうんちくを語り出した。 それを聞いたケネディ氏は「潮時だ」と判断して持ち株を全て売り払い、その後のバブル崩壊による大損を回避したというエピソードです。

つまり、例えばビットコインの話をオカンがし始めたらもうそこがビットコイン価格のピークという判断材料として靴磨きという単語が飛び交う事になります。