
日本発のメタルアーティストBABYMETALが2021年5月6日にデジタルトレーディングカード(NFT)を販売しました。
限定商品で、かつWAXという仮想通貨に興味がある人でさえもマニアックなブロックチェーン(後で解説します)での販売だった為、「欲しいけど諦めた」という方も多いと思います。
デジタルトレーディングカード(NFT)は、遊戯王のカードのようにヤフオクやメルカリで中古売買が出来るように世界中で売買する事が出来るのが特徴です。
という事で、BABYMETALのデジタルトレカ(NFT)を中古で買いたい。(売りたい)という方向けになるべく1から解説していきます。
BABYMETALが限定版ゴールドビニール+デジタルトレーディングカードを発売
2021年5月6日に、BABY METALが限定版ゴールドビニール+デジタルトレーディングカード(NFT)を限定販売しました。
既に完売しており、限定版ゴールドビニールの方は物であるレコードなのでヤフオクなりメルカリなりebay(世界規模のオークションサイト)で探して買うという流れになりますが、デジタルトレーディングカード(NFT)の方は仮想通貨を使った売買サイトで売り買いをする事になります。
トレーディングカードは所有して終わりというよりは売買して楽しむものだと思っていますので、買えなかった人も是非売買に参戦してみて下さい。
また、ヤフオクやメルカリでNFTを販売するのもアリだと思っていて、落札者の方へ送る参考URLとしても役立てればと思います。
デジタルトレーディングカード(NFT)とは
その前に、NFTとは? 説明を読んでも分からないという方もいるかもしれません。
「10BABYMETALYEARS」のデジタルトレーディングカードは、ワックスブロックチェーンのNFTSとして発行されます。
セットは10枚の記念カードで構成され、それぞれが「10BABYMETALYEARS」のトラックを表しています。
カードは注文に応じて作成され、「XXXXDATE」にワックスウォレットに配送されます。
公式サイトの説明では、英語の翻訳のようでカッコいいけどこれじゃチンプンカンプンです。
まず、トレーディングカードというのはイラストなどがプリントされたただの印刷物で、コレクションする事・所有感を目的に楽しむものです。 バンダイが子供向けに販売しているカードダス等の商品と同じです。 略してトレカといいます。
今回、BABY METALが販売したデジタルトレカは画像データになります。 NFTとは?を語り出すと長くなるのですが、要するに画像データなのに従来のトレカと同じように「価値があるもの」「売買出来るもの」と考えましょう。仮想通貨の技術を使うからこそ実現できたのです。
2021年5月の時点では、エピソード1~10の10枚が各1,000枚限定で販売され、即完売した所です。(シリアルナンバー付き)
※BABY METALの文中におけるNFTSは、NFTの複数形。
※より深く理解したい人は、>>コレクターが語るNFTとはをお読み下さい。
WAXブロックチェーンとは
BABY METALのトレカ(NFT)を買うにあたって、一番難しく感じる壁がWAXブロックチェーンというやつです。
仮想通貨に興味のない人なら、ビットコインくらいしか聞いた事が無くイーサリアムでさえも「?」マークかもしれません。
以前書いた、WAXウォレットの記事でWAXブロックチェーンとは?という項目もありますが、これを読んでも「意味がわからない」という場合は、目的である「ベビメタのNFTを買う」という手順だけを追っていき、だんだんと理解していけばよいと思います。
売買されるベビメタのデジタルトレカを買おう
BABYMETAL公式サイトの下にもバナーがありますが、WAXブロックチェーン上のNFTはATOMIC HUBというマーケットで売買されています。
今見たら、1枚31.90 WAX($6.68)程でしたので高くて買えない価格ではありません。
しかし早速、ATOMIC HUBで買おうと思っても通貨がWAXなのでつまずくわけです。
- WAXウォレット(財布)に入金してWAX(WAXP)というコインを保有する
- WAXウォレットでATOMIC HUBに接続して購入
- WAXウォレットで購入したベビメタのNFT一覧が表示される。所有感がある。
という3ステップですが、特に1番のWAXブロックチェーンという世界にどうやって自分のお金を入金するのか?が一番の難関になります。
WAXウォレットでWAX(WAXP)を買う方法
まずは、WAXウォレットにお金が無いと始まりません。 WAXウォレットのウォレットとは財布の事ですが、WAXブロックチェーンという世界におけるポータルサイトのようなものだと思えば理解が早いでしょう。 楽天のトップページのようなもので楽天ポイントでしか何も買えないイメージです。
- WAXウォレットでアカウント作成(ツィッター等のアカウントですぐ作れます)
- Buy WAXPというボタンを押す
- 入金方法を選択する
- 決算する(または仮想通貨を送ってWAXPに交換する)
という、文字にするとこれも簡単な手順です。
混乱するのが、WAXPなの?WAXなの?という点です。WAXウォレットでは$WAXPというコイン名称ですが、その他のマーケットなどではPを略して300WAXというような表示をされているので基本は同じだと思っておけばよいでしょう。
WAXPの買い方の種類
Buy WAXPのボタンを押すと沢山の買い方が提示されますがその多くは別の仮想通貨サービスと紐づいています。BittrexやHoubi 等そこそこ有名なサービスもありますがこの辺を利用している方ならこの記事は不要でしょう。 つまり、
- 仮想通貨を既に利用している・・Change NOW
- 仮想通貨を持っていない・・SimplexかMoonPay
この2択です。 Simplexを選択すればクレジットカードでWAXPを購入することが出来ます。
これを機に仮想通貨も保有してみようかなという方は、
国内取引所に口座開設>ChangeNOWで送信用のアドレスをコピー>国内取引所から仮想通貨を送る
という手順で頑張ってみましょう。 ちなみに国内取引所から送金する際、手数料的に多くの人はXRP(リップル)を利用しているようです。
ChangeNOWの使い方はWAXウォレットの記事により詳しく記載しています。 >>WAXウォレットとは
ATOMIC HUBでBABYMETALのNFTを探してみよう
説明時と同じ画面に戻ってきました。 WAXウォレットにログインしたブラウザーの別のタブでATOMIC HUBにアクセスするとスムーズです。 (WAXウォレットにログインせず直接ATOMIC HUBに行ってもWAXウォレットの接続に案内されるのでどちらにしてもスムーズです)
- TOPページ>Market
- 左メニューでBABY METAL JAPANをクリック
- マーケットに出ているカード一覧が表示されます。
- 右上タブで、price(Lowest)を選択すると良いでしょう
- 画像の上に1/10や1/5などと表示されているのは、10個セット、5個セットという意味です。(Bundleといいます)
- Bundleだけ表示させたいときは左メニューの、Only Bundle Listingを選択
- クリックしてBuyボタンを押します
現状、当たりカード等のレアリティが無いのでLowestで安い順に表示させて、10枚全部集めたい方は1/10と表示されているものを探しましょう。
この記事を書いている2021年5月13日現在では、10枚セットで$73.95が最安値でした。 馴染みが無い方からみれば高いといえば高いのですが、超人気コンテンツ発のNFTと考えると、NFTアートの世界では安く感じてしまうから不思議。
ゴールドビニール(音源)がセットになっていたという点が個人的には価値観が定まらない邪魔な要素だと思いました。
ヤフオクやメルカリでも売買できるのか
ヤフオクやメルカリでは、ゲームのアカウント等のいわゆるRMT(リアルマネートレード)に該当するものの出品は禁止されています。 しかし、それらに該当しない新しい概念として誕生したのがNFTなのでそれらと同様に禁止とみなすのは無知の極みです。 ヤフオクの場合は「情報」というカテゴリーがありその多くはダウンロードして手に入れる物なのでそのカテゴリーが長年消えず販売手数料を取り続けているわけですからOKとみなしてよいでしょう。
- ヤフオクで画像のキャプチャーで販売。
- 落札後は、WAXウォレットで相手のWAXウォレットのアドレスに送信をする
以上です。
出品する立場の場合は、「仮想通貨?WAX???」という相手へ向けて販売する事になるのでWAXウォレットの使い方を教える必要があります。 この辺も販売料金に含まれていると考えると値段もつけやすいでしょう。
おまけ:何故ベビメタはWAXブロックチェーンでリリースしたのか
2021年5月(企画段階だともっと前ですが)現在、NFT及びブロックチェーンはまだ発展途上でアーティストはNFTを発行したいけど、どのブロックチェーンで出せばよいのか判断が難しい時代です。
例えるなら、ファミコンが流行った後に新しいゲーム機が同時期に7個くらい出てしまってゲーム会社が「どの機械で出そう・・」と悩んでいるのと同じです。
- NFTのマーケットと言えば、OpenseaやRaribleなど、ETH(イーサリアム)ブロックチェーン上でのサービスが定番でした。(ファミコンのような立ち位置で世界中の誰もが利用しています)
- しかし、混雑に伴い、現在は手数料が1回5,000円近くかかる事態に今陥っています。半年以上解決せず上がる一方です。 これでは1枚1,000円以下のNFTの取引は現実ではありません。
- 他の選択肢として、WAX、Polygon(MATIC)、BSC、Conflux、Solana等沢山ありますがどれが普及するのか判断が難しい
というわけです。 この中でWAXは、
- ベビメタのファン層である欧米系にも強い
- NFTに関するサービス盛んなチェーンである
という理由で、とても理にかなっていると思います。 流石です。
ちなみに、AV女優の波多野結衣さんがBSCネットワークというまた別のコインを必要とするチェーンでNFTを販売したのも良い選択だったと思います。
BSCネットワーク(ブロックチェーン)は、手数料が安く認知度も高いのですが、基本的に中国色が濃いのでNFTアートという枠では無視・論外と位置付けられているように感じます。 波多野さんの場合はアジア圏で人気がありますし、アート(デザイン性・オシャレ性)的な側面というよりはファンアイテム・お布施的な面もあると思うのでBSCネットワークのメリットを最大限に活かす事が出来たわけです。
BABYMETALのトレカを公式で購入する場合
ちなみに、BABYMETALのトレカを公式から購入する時点では普通にクレジット決済だったそうです。(むしろWAXPは使えなかったトカ)
逆にクレジットで買ったけどWAXって何?NFTは興味が無いから売りたいんやが・・という方にも役立てば幸いです。 質問があればコメント下さい。 ツィッターのDMでもOKですがメッセージリクエストというのに気づかず返信が遅れる事が多々あります。(設定あるのでしょうか)
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