
ブロックチェーンゲームは、ゲームで得たアイテムを売る事で稼ぐ事が出来たり買っても無駄にならないという利点があります。むしろ従来のゲームと比べてそれしか利点はありません(今リリースされてる多くのブロックチェーンゲームの場合)。
しかし、そのアイテムの売買する方法という点では、まだまだ発展途上なのが実情です。
世界共通のマーケットとしてOpenseaなどのサイトが有名ですが、英語だらけで多くの方は絶望します。 そこで日本でmiimeというサイトが誕生しました。
早速登録して使ってみましたので登録の手順から使い方までフカボリしていきましょう。
miime(ミーム)とは
miimeは、日本製のNFT(デジタルアイテム)の売買マーケットです。 NFTって何?という方はコチラ
購入したアイテムが無駄にならない!資産になる!ゲームが終わっても資産は残る!稼げる!等と広告して日本でスタートしたブロックチェーンゲーム業界ですが、ゲーム内でアイテムが売れたとしてもゲーム内通貨は換金が出来ないので結局はOpenseaなどに代表されるNFTの売買マーケットで売るしか方法が無く、海外サイトで日本語版がリリースされていない事から、英語だらけで難しく多くの人が肩を落としました。
Openseaの日本語版がリリースされれば世界中の多くの方と売買が出来るので一件落着でしたが、「英語は世界共通語」という事なのか?一向にリリースされる気配がありません。
miimeは日本製でメルカリ等のアプリを参考にする事が出来たので日本人にとってはとても使い勝手の良いマーケットとなっています。
また、日本円での売買がなのでmiimeを通せば仮想通貨(イーサリアム)を持っていなくてもブロックチェーンゲームで遊ぶ事が出来ます。 ついに取引所に口座開設しなくてもブロックチェーンゲームで稼げる時代が到来したのです。 これは初心者ユーザーにとっては朗報です。
miimeのはじめ方
スマホで利用される方が多いと思いますので、スマホでの簡単なはじめ方をガイドします。
miimeを始めるには、仮想通貨の財布と言われる「ウォレット」がやはり必要です。
ウォレットの存在はブロックチェーンゲームで遊ぶ最初の壁ですが、覚えれば簡単で便利なものなので頑張って理解しましょう。
miimeに記載されているウォレットは、
- Torus(PCブラウザー・スマホどちらも可)海外製
- MetaMask(PCブラウザー・スマホどちらも可)海外製
- GoWallet(スマホのみ)日本製
- TokenPocket(スマホのみ)日本製
の4つです。 例えば購入したNFTデータを受け取る為にはウォレット(財布)が必要というイメージです。 その後ウォレットでゲームに接続すればデータをゲームで使用する事が出来ます。
私はメタマスクで同期させましたが、せっかく日本製のmiimeですので日本製のGoWalletを使ってガイドしていきます。
(miimeに興味をもっているのに、まだウォレットを持っていないという方はあまりいないと思いますが)まだGowalletをお持ちでない方は公式HPからアプリのダウンロードボタンをクリックしてインストールしましょう。
GoWalletのブラウザでmiimeにアクセス
GoWalletはウォレット機能がついたブラウザです。 ブラウザとはホームページを見るためのアプリです。
GoWalletの場合はトップページが既にブラウザのトップ画面になっています(下のGOというメニューです) Yahoo!のトップ画面のようなものです。
イーサリアム系のブロックチェーンゲームに特化したブラウザなのでゲームが沢山並んでいます。
下にスクロールすると、マーケットプレイスという所にmiimeがありました。 クリックしてみましょう。
すると、何もしなくてもGoWalletのアカウントでログインした状態になっています。 メタマスクのような接続の確認さえなく、当たり前のようにログイン済み!面倒な登録が一切なく凄く画期的!!
miimeでデジタルアイテム(NFT)を購入する
miimeでNFTを購入したいという事は、すでにお目当てのゲームがあるという事ですので上のタブからお目当てのゲームを探してクリックしましょう。 今はまだゲームが少ないのですぐ見つかります。
例えばクリプトスペルの出品一覧がコチラ。 ほとんどがETHで売りに出されていますが円で売りに出されているカードもありました。
出品する時に受け取る通貨を円かETHのどちらかしか選択できないので、買う方も円で出品されたNFTは円でしか買えず、ETHで出品されたNFTはウォレットの残高にあるETHでしか買う事が出来ないようです。
現在はほとんどがETHで出品されています。
日本円で出品されているNFTを購入する方法
試しに、円で出品されているカードをクリックした画面がコチラ。 Openseaではおなじみのオファーという機能があり、メルカリで値段交渉をするようなものです。 ヤフオクにも値段交渉の機能はありますがあまり使われていないイメージがあります。 NFTでは当たり前の機能なのでどんどんオファーしてよいと思います。
また、この価格でよければ購入ボタンを押します。
購入画面がコチラ。 クレジットカード決済が出来ます。 または、Pring(プリン)決済にも対応しています。 Pring決済とは
ただ3,500円のアイテムに対して、送料(ガス代)が1,050円もするのであまり現実的では無く、最大の課題を残したままではあります。 送料(ガス代)に関しては現在高騰しているとの事なので今後どう変わっていくかが注目です。
ETHで出品されているNTF購入方法
では、ETHで出品されている方も購入してみましょう。 クリックするとこちらの画面で、オファーを出せるのも同じ仕様です。 2020年9月30日現在で送料(ガス代)がどのくらいかかるのかを調べたいと思います。
こちらは円で購入する時と違い「ネットワーク手数料」という名目になっています。 約1,000円が手数料でやはり非常に高いです。 このまま送信するボタンを押すと購入になり、ウォレットにデータが送信されます。
出品する方法
ウォレットにNFTが転送されていれば簡単に出品する事が出来ます。
NFTをウォレットで所持していても、miimeで対応しているNFTが無いととこの画面に表示されません。
例えば私はAXIE(アクシー)をプレイしているので、MetaMaskにAXIE(アクシー)の情報があるのですが、メタマスクでmiimeを開き出品ボタンを押しても「販売できるNFTはありません」と表示されました。
以前テスト用にクリプトスペルのカードを1枚GoWalletに移していたので出品の手順を進めてみましょう。
出品を進めると、受け取る通貨の選択と販売方法の選択があります。
ダッチオークションは、時間が経つにつれて徐々に価格が下がっていくという逆オークションのようなシステムです。
手数料はmiimeに5%、クリプトスペルズに5%が入るので、10%でした(売買成立時にひかれます)
これとは別に、初回出品時にガス代がかかるそうで、0.033ETHで出品しようとした所ガス代が261円との事でした。売れない事も考えると少額のNFTを販売するにはなかなかシビアです。
miimeまとめ
ウォレットさえ利用していれば、とても分かりやすくてとても簡単で便利なデジタルアイテム(NFT)のマーケットプレイス(売買サイト)でした。
いちいちかかる手数料(ガス代)の高騰がいつまで続くのか・・これにかかっています。